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『この子は…』
HS「ねぇ、まち。」
私がジョングクを指差した時、声を遮られた。
HS「俺はずっと、まちのことだけを見てたんだけど。」
顔が、彼の手によって動かされる。
真っ直ぐに視線が交わった。
HS「やっと再会できたのに、他の男の話とか聞きたくないんだけどな。」
『ほそ、く…。』
彼は微笑みながら、私の顔を見つめている。
…微笑んでいたはずだ。
だけど、目は笑っていない。
『…ホソク。離して。』
HS「…なんで。」
頭の中で警戒センサーが鳴り響いていた。
『お手洗い、借りても良い？』
私は、至って穏やかに尋ねた。
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状況を整理しよう。
雰囲気に呑まれそうだったけれど、彼は立派に盗撮していた事実を忘れてはいけない。
私も、顔と雰囲気が良いだけで流される程、経験が浅いわけではない。
その上、PCの画面を少し見ただけで、ああいう写真データが膨大にあることは理解できた。
手を洗いながら、思考を巡らせる。
『…あんな人じゃなかったはずなのに。』
HS「だれが？」
気がつくと、ホソクが洗面所の扉から顔を覗かせていた。
『あ、いや！何でもない！』
急いで手の水を切り、タオルで拭く。
HS「俺は何も変わってないよ。」
その手を優しく握られた。
『わ、わかってる…』
HS「なんにも。」
私が顔を上げると、眉間に皺を寄せたホソクがいた。
HS「まちが俺のことを好きだった時から、何にも変わってない。」
手を握る力が、少し強くなった気がする。
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星空 - なんかすごく…なんというか…最後のでホソクさんは目覚めそうですよねぇ…。笑 (2022年9月25日 7時) (
レス) @page11 id: d8561d62a3 (このIDを非表示/違反報告)
マッチ棒(プロフ) - KIM.NAMUJOONさん» コメントありがとうございます！推ししか勝たんですよね＾＾ (2022年5月6日 16時) (レス) @page10 id: 611fb82c48 (このIDを非表示/違反報告)
KIM.NAMUJOON(プロフ) - なんかこわぁいｗｗ闇くん降臨かな？推ししか勝たん... (2022年5月1日 19時) (レス) @page8 id: 88d3fe6616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッチ棒 | 作成日時：2022年3月11日 23時
