そこに痺れる憧れる ページ39
「話の分かる者が来てくれて何よりじゃ。全く兄の方とは比べ者にならんな。」
舌打ちする五条悟は楽厳寺学長と怜海を睨む。
(五条悟の妹？めっちゃレアじゃん！？カッコいいなぁ。でもなんであんな睨まれてるんだろ？)
「お前がまともな術式をついでおればまだマシであった。怜海よ、術式を告げぬならせめてこの五条悟に代わり五条家の人間として呪術界を支えておくれ。」
困り果てた口調で肩を激励するように叩かれますます深く頭を下げる。
『兄には遠く及びませんが、これからも五条家の人間として呪術界上層部の一角を担う者として私は現体制の維持に一層努める所存であります。』
「おお！よく言ってくれた。流石は御三家の娘じゃ！これで呪術界の平穏も・・
「ちょとさー。人の妹にさわんないでもらえる？おじいちゃん。ボケ老人がセクハラとか洒落になんないからさー。」
言葉を遮ると勢いよく怜海を引き寄せると、五条は馬鹿にしたように笑いながら続ける。
「呪術界の平穏って何？
保身に走るばっかでなんとかなるとか思ってんの？ばっかじゃない？てか、あんたらが都合のいいこの状況が続いて欲しいだけでしょ。
てか当たり前のように五条家の人間とか言ってるけどさ、五条家で一番偉いの誰かわかってる？こいつは呪術界上層部である前にあくまで五条家の人間。つまり僕のなんだよね。
人が黙ってりゃ勝手にこき使いやがって。誰も貸していいなんて言ってないけど、まぁ貸せって言われても貸してやんねーけどさ。
あんまふざけたこと言ってると祓うぞエロジジイ。」
(俺の物って何！？カッケー！！少女漫画かよ！？)
三輪は内心のりのりでガッツポーズした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅葉(プロフ) - 名前変換できないのそういうわけだったのか！楽しみにしてます(？) (2021年3月5日 22時) (
レス) id: e1c5f04354 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 五条悟LOVEさん» 今から全て(名前)に変換するとかなりの時間がかかってしまいそうなのでまとまった時間がある、もしくは近いうちに番外編などを書くかも知れないのでそちらの方で試してみます。 (2021年3月1日 21時) (レス) id: d2ca1706b7 (このIDを非表示/違反報告)
五条悟LOVE(プロフ) - 名前変換できるようにしてほしいです (2021年3月1日 18時) (レス) id: a618904336 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まほまほ | 作成日時：2021年2月26日 22時
