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「っ…ぁ、ご、めんなさい…。」
今度は、手ではなくポケットに入れていたハンカチで目を傷つけないように、頬や目の周りについた涙を拭き取る。
ふと気がつく。
サンズさんの服が私の涙で少し濡れている。
「…、ごめんなさい、その…、、服が…。」
「ん、？あ、ああ、いいんだこれは。別にほっときゃ乾くだろ。」
そういいサンズさんは「ほれ」と服の裾をピラピラと揺らして見せる。
「その…、ごめんなさい…。私…、落ちてこなければよかったですね…。」
「なんだ？オイラたちと出会わなければよかったって？」
「あ…っ、いえ、すみません。そんなつもりじゃ…。」
そう咄嗟に謝ればサンズさんはハハハと笑い「冗談だぜ」と笑い飛ばした。
「そんじゃ、別世界のオイラたちの誤解を解きに行こうか。」
ベンチから立ち上がり、少しサンズさんは歩くとこちらに振り返り私に手を差し伸べた。
その手を掴もうと、ゆっくりと手を伸ばせば、サンズさんはグイッとその手を引っ張る。
「heh…、オイラせっかちなもんで。」
「…はやすぎ……。」
サンズさんに手を掴まれて引っ張られたと思った瞬間。気がつけばサンズさんの部屋にいた。
やはりショートカットはポータルよりも便利なのかもしれない。
なんせ、すぐに移動ができるのだ。私のように、いちいち座標設定をしなくても。
「…とは言ってもオイラAUを移動することは出来ないんだ。ポータル頼む。」
ズコーっとアニメでよくあるキャラクターがずっ転けそうになるあのシーンを再現しそうになる。
そういえばそうだった。サンズさんはこの本家の世界を移動出来ても、AUの移動は出来ないんだ。
「すみません。そのまま期待してしまった私が馬鹿でした。」
そう謝りながらポータルを出すと今度は何も言う前にサンズさんは先にポータルへ向かう。
随分慣れてしまったものだ。
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短くてほんとすみません。
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あんにんどうふ(プロフ) - ルルの苗木 (新垢)さん» ありがとうございます…確かにせいへk…こほん、好みは皆それぞれですよね。ありがとうございます。 (2022年9月9日 20時) (
レス) @page1 id: ad7a0c982c (このIDを非表示/違反報告)
ルルの苗木 (新垢)(プロフ) - あんにんどうふさん» コメントありがとうございます！性へ…ん"ん"ｯｯ、好みは人それぞれなのでいいのでは？( ^ω^) (2022年9月9日 20時) (レス) id: 08def29628 (このIDを非表示/違反報告)
あんにんどうふ(プロフ) - 好きです…主人公がCrossで悪をNightmareにしちゃった私ってなんなんでしょうか。 (2022年9月9日 20時) (レス) @page3 id: ad7a0c982c (このIDを非表示/違反報告)
ルルの苗木 (新垢)(プロフ) - れいなさん» 作成出来ました！続編でもよろしくです！ (2022年9月8日 21時) (レス) id: 08def29628 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - ルルの苗木 (新垢)さん» 待ってまし！！ (2022年9月8日 21時) (レス) id: b26a8f9f39 (このIDを非表示/違反報告)
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