＊4話＊ 混乱ワールド！ ページ4
勉強を教えられるほど私賢いのか、この世界で。
ってことはこの世界の学力ガチ低いじゃんどうしよう、世界終わるんじゃない？だって私の夢だもん。
数学は連立方程式までしかできませんけども。
「もしかして体調が悪いのですか？」
「え？どうして？」
「監督生さんと話す時のAさんはいつもうるさいほどに盛り上がっていますから」
ん？その私のことは忘れてほしいな？
それにしても私の夢なのに私の性格じゃないってどういうことですか。法廷で会おうか？
「ちょっとねー」と誤魔化していると、「ジェイド！フロイド！」とまたしてもイケボが後ろから聞こえた。
またもやイケメンの気配なんだけど。
振り返るとインテリイケメンが立っていた。ウッソ…ド色気じゃん…今日の夢最高かよ。
「Aさんもいましたか…今日シフトは入ってませんが、手伝っていただけませんか？」
「手伝う？」
「はい、申し訳ないですが…手が回らなくて。フロイドとジェイドは元々シフトでしょう！こんなところで油を売ってないで早く戻ってください！」
待ってこのイケメン2人シフトっての放ったらかして私のこと取り合ってたの？問題児じゃないの。
よくわからないけどイケメンの言葉に頷けば、では行きましょうと腕を引かれて鏡の沢山並んだ場所へ連れて行かれた。
なんですか、八方からの身だしなみを整えろってことですか？
イケメンと遊ぶから結構真面目にオシャレしたんだけど。
「何してるんですか、行きましょう」
「え？ちょ、ぇ？」
待って。鏡の中入って行ったんですけど。
無理無理無理無理通れない通れない。だって私の頭の中そんな発想ないもん。
待って、夢に私の頭以上のことが出てくる事ってあるんだ。
……無いよね、わかってる、わかってるんだけど実際目の前で起こってて。
ナニコレ？
「制服を着て厨房の皿洗いからお願いします」
「働く夢は初めてだなぁ…」
「？夢？」
「なんのことですか」と首を傾げるインテリイケメンに微笑みかけて更衣室へ向かう。
制服を着たはいいものの、なかなかに短いスカートだと思う。セクハラでは。
恥ずかしいなぁ、と思いながら厨房へ出ると、そこには沢山の男子生徒。さっきから女子を見かけないんだけどもしかしてログアウト中ですか。
耳の生えた獣人くんいる。あとで触らせてもらおう。
「制服をリニューアルしてみたんですが、どうですか？」
「あー…えっと、少しスカート短くないですかね」
「似合ってますよ」
「じゃあこれで良いです」
単純？ウルセェイケメンに褒められて嫌なやついねぇだろ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松々先輩(プロフ) - マチさん» ありがとうございます！！私も明晰夢見たことないんですが、妹が見たことあるらしくて…自分の思い通りの夢ってめっちゃ羨ましい…！コメントありがとうございました！！ (2020年7月24日 13時) (
レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
マチ - 面白いぃぃぃぃぃ!!えっ明晰夢見てみたい((( (2020年7月24日 2時) (レス) id: 9256472735 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
