占いツクール
検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:5,949 hit

極才学園七不思議 ページ6

「七不思議ぃ?なにそれ、あんたは信じてんの?」
美原「信じてるもなにも、俺の兄貴は七不思議の一つを体験してるからな!!」


ほんとかなぁー、と溜息を吐く。
あの人が誰彼構わず嘘を吐いて歩いていることは考えにくいけど、弟…しかもこの美原相手になら簡単に嘘を吐くだろう。

え?理由?いや、私だったらできるな、と思って。

信じることは構わないけどね、と半笑いで言ったのは、先ほどからエ□小説をまるで日本が誇る文豪の書物であるが如く読んでいる野口。


時は放課後。
私達は教室の端に集まって駄弁っていた。高校生の特権でしょ?

すると、突然美原が『極才学園七不思議』なるものの話をし始めたのだ。

オカルト的なことは信じていないこともないけど、そんなに身近にあると言われれば疑ってしまう。
今まで怖い思いなんてしたことないもの。

そしてそれはみんなも同じらしく、苦笑いをしながら美原の戯言に耳を傾けていた。


柏木「でも、確かにあるらしいよ。七不思議」
大門「あー、なんか言ってた。まあ詳しくは知らないけど」
「柏木に大門まで…この学校の卒業生を親族に持ってる人が3人も言ってるんだったら、きっとあるんでしょうね」


そう言うと、詳しい人たちいるじゃん、と津田が言い放つ。
…え?なに?いたっけそんな人…知らないし。

みんなで顔を見合わせて首を傾げていると、俺は二人知ってるぜ、とドヤ顔。

別に自慢することじゃないし…でも二人か。気になるっちゃ気になる?


「誰?」
津田「オカルト同好会の奴らと、あと黄緑先生だな」
明大「あー、そうだ。黄緑先生って、ここの卒業生なんだよ」


えっ、それは知らない。
聞くんだったらそいつらじゃね?と言う津田。

ここまでくればもう、調べるしかないじゃないか。

重い腰をあげようとした時、窓枠に座ってスマホゲームをしていた和田が顔をあげる。


和田「俺オカルト同好会だけど」
「和田が!?意外だね…」


って言うかそうなんだったらちょっとくらい口挟んで欲しいな。


和田「俺が知ってるのは、1と3…あと6だけ」
佐田「2と4と5と7どこ行ったんだ」
和田「さぁ?オカルト同好会って言っても少人数だし、それに七不思議は『七つ全部知ると死ぬ』って言うだろ?」


だからオカルト同好会の規約で、『七不思議を覚えられるのは三つまで』って決まってる、と話した和田はゲームに戻る。


美原「でもさ、俺の兄貴は2番目体験したって言ってたぜ」
柏木「あ、俺の兄貴4番目」
大門「…確か5番目だったかな」


いや、私ら今知っちゃうじゃん。

↓→←【もしもシリーズ】小田が旦那だったら



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
設定タグ:いや、私女子なんだけど。 , 番外編 , 黒死蝶 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年7月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。