133話★ ページ42
月尾「初めまして、俺Aさんの部活の先輩です。Aさんにはいつもお世話になって、頭が上がらないです」
星海「当たり前だろ!!何たってAだからな!」
月尾「ですので、一生懸命、誠心誠意Aさんを邪な男から守らせていただきますね、よろしくお願いします」
星海「そうか!頼んだぞ!」
せいちゃんは気づいているだろうか。
軽くあしらわれていることに。
気づいてなさそうだし、なんか本人幸せそうだから何も言わないでおこう。
すみません、と横に立っていた市丘先輩に謝る。
いや、うん、と否定か肯定かわからないことを言った市丘先輩はそのまま黙った。
ホント、迷惑しかかけないなうちの親戚どもは。
まともなのかいちゃんだけだよ、マジで。
月尾「それじゃあこれにて失礼しますね〜」
岩本「さよなら〜」
海夜「なんか、賢そうな先輩だね…」
「賢いよ、あの人…」
というか、学校全体的に賢いよ。
賢者の集まりみたいな学校だからね。
はは、と乾いた笑みを漏らす。
何でせいちゃんこっち来たわけ…面倒臭がりなのに。
海夜「なんか、急にAに会いたくなったんだってさ」
「え?せいちゃんが?」
海夜「そ。だからって俺連れてくる事ないのにね」
「私的にはいてくれて凄い助かるんだけどね。かいちゃんはせいちゃんより面倒臭がりだから、辛かったでしょ?」
別に、と呟いて顔を逸らしたかいちゃん。
耳が真っ赤だ。可愛い。
なぜか同い年なのに可愛いと思ってしまうのは、やっぱりかいちゃんとかだけなんだろうな。
あとはむさ苦しい巨漢ばかり…言うほど巨漢巨漢してないけど。
巨漢っていうか、爽やかな熱血男前?
もっとわかんなくなっちゃったじゃん。
まぁいいか、アイツらのこと考えるせいで脳細胞が減るとか耐えられないからやめとこう。
この後、せいちゃんとかいちゃんは帰った。もっと話したかったのに。
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
『
・A大好き人間で、再従兄弟(兄)
・面倒臭がりな面も
・高3
部活…新聞部部長
クラス…4組(特待クラス)
「Aを守る為なら、俺全然死んでも良いから!」
『
・隠れ過保護でゲーム好き
・Aと同い年で再従兄弟(弟)
・無気力という名の似合う男
部活…百人一首同好会会長
クラス…4組(特待クラス)
「ごめんね…クソ兄貴のせいで…なんかあったら言ってよ?出来るだけ役に立つから」
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松々先輩(プロフ) - ふーあさん» 時間かかると思いますがわかりました!! (2019年11月24日 18時) (レス) id: 5d2671fec1 (このIDを非表示/違反報告)
ふーあ(プロフ) - 2回目のリクエスト失礼します…主人公の兄弟との絡みも見てみたいです! (2019年11月24日 11時) (レス) id: 75ae983ccf (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 山口到和さん» え!?どこですか!?誤字ですか!? (2019年4月1日 18時) (レス) id: 3db3ef1937 (このIDを非表示/違反報告)
山口到和 - 逢えるかかな? (2019年4月1日 8時) (レス) id: 9a42429598 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます!!これからも頑張ります!!! (2019年3月22日 10時) (レス) id: 87a69031e6 (このIDを非表示/違反報告)
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