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89話 ページ44

河瀬「今日の反省は、飯作りが大変だったことかな…人数もっと増やしてこうか!」
長山「ご飯の量は足りてます」
「あ、あれ7.5升です」


多いな…と呟く河瀬先輩。

森山「あ、今日遅れてすみませんでした…コーチも顧問の先生も方向音痴で…」
「え、それ凄いね…」
河瀬「気にしなくて良いよ」


でも帰りも大変そうだね…と言う河瀬先輩に頭を下げる森山くん。

なんだ、さっきからずっとこっちを見ないのは。
女恐怖症との事だが、なかなか…これは心に刺さるな……。

じゃあ明日のパート決めるぞ、と話を進める先輩方。


私は心が痛いです。


prrrr…prrrr…


「あ、すみません私です」
河瀬「あ、そうなの。じゃあ明日はAちゃんは葉桜高校で。もう行っていいよ」
「私河瀬先輩のそう言うとこ凄い好きです……ありがとうございます」
河瀬「好きって簡単に言わないように教えないとダメだね…」


よく言いますよね、と話す飯島くん。
だけど私はそれに構ってられない。なんでかって言うと、電話をかけてきた相手が問題だ。


「ッ…なに、大門……」
大門『あ、本当にAの番号だったんだ』
「……わかんないのにかけたの?」
大門『うん。蒼葉に言われたんだけど、あいつの携帯いろんな女の番号入ってそうだし、俺のファンとかに教えられると面倒だしさ。登録しとくね』
「別にいいけど……サラッとモテてる宣言したのはムカつくな…」


廊下を歩きながら通話する。

先生?そんなの別館にいる。ご都合主義な作者なんでね。


「それで、何か用でも?」
大門『…用がないと、電話しちゃダメなの?』
「……そうってわけじゃないけど」


あぁ、不覚にもキュンとした。
急に甘えた声出さないでよ…。


今ドキッとしたでしょ、と電話越しで笑う大門。

あんたみたいなイケボにそんなこと言われちゃあ誰だってそうなるわ。


「……で、なんか話したいことあんの?」
大門『んーん。声聞きたかっただけ。眠くなってきたから切っていい?』
「…早いわね…いいよ、切って」
大門『ちょっと名残惜しいけど…ばいばい』
「はい、またね〜」


そう言って電話を切ると、いつのまにLINE追加をされていたのか知らないがピコンッと通知が届く。
大門……。


画面を開くと、そこには『またねって言うとこ好きだよ』の文字が。

………完全無自覚なんだけどね。


私も『いちいちそう言うところ嫌い』と返して画面を閉じた。


と、後ろから急な衝撃。
え、私死ぬの?

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天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» (^ω^=^ω^<ギャアアアアア)(^q^=^p^)ο(:з )~ (2018年9月7日 22時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» それな (2018年9月7日 22時) (レス) id: 32b67850c0 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» カオス (2018年9月7日 22時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» もうわからないですよ (2018年9月5日 21時) (レス) id: 32b67850c0 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» 訳のわからない方言で吹きました(笑) (2018年9月5日 19時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年7月11日 1時

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