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59話 ページ12

男『あの女、肝が座りすぎてる!!女じゃねぇ!!』
「チッ…失礼な男ね…」
岩本「はっはっは!!お前コイツにまで女扱いされてねーじゃん!」


テレビの右上には、【お手柄高校生、強制わいせつ男返り討ちに】と言う見出し。
そしてテレビには無表情でピースをする青柳君と、その横で苦笑いしている私が。


青柳「このテレビ写り良いな」
「はいはい、もうできますよー」


食卓には無表情の青柳君とめちゃくちゃ笑ってる初。

ただいま、窓の修理を終えた我が家でご飯だ。
青柳君がいる理由は、この前のお礼にご飯を作ることになったからだ。

男子高校生二人の夕食を作るとなるとかなりの量になった。


「そう言えば、青柳くんは私と行動するんだよね?体育祭」
青柳「不覚にもね」
「不覚ってなんだよ」


初は私たちの言葉なんて耳に入っていないみたいにバクバクとまるでダイソンのように食べ物を吸い込んでいく。
美味しそうだからいいが、少し怖い。


青柳くんは初ほどじゃ無いものの、それなりに食べているようだ。
お口にあっているのならば光栄だ。


そして、3日後は体育祭である。

ココで来年の私の運命が左右される。頑張ろ。



「食べたら食器持ってきてね、洗うから」
青柳「それくらい、やるけど」
「良いって!一応お客様な訳だし」


そう言って笑いかけると、あんたってまぁまぁ良い人だよね、と呟く青柳くん。

まぁまぁって何。壁を感じるんだけど。


「あー、応援の時は私は出なきゃいけないから、そこんとこヨロシクね?」
青柳「りょーかい」
岩本「なぁ!ゲームしようぜ!ゲーム!」
「初はうるさいよ、近所迷惑」


しねぇの?とキッチンまで顔を覗かせる男、岩本初。

しないよ、と言えば、なぁ、しねーの?と腰に手を回してくる。
流石ナチュラルセクハラ野郎だ。


後ろから抱きついてくる初。

青柳くんの顔は、あの距離おかしくない?と言っている。わかる。



「あーつーいーなー」
岩本「じゃあ構えっ!」
「初って子犬みたい」
岩本「可愛いって言ってんの!?」
「んー……ちょっと違うかな」


子犬は可愛いよ?可愛いけど、初が可愛いとは誰も言っていない。
はい、できた、と冷蔵庫に明日の初のお弁当を入れる。


いや、だから自分で作れって。


岩本「なぁA〜……ゲーム、しよー?」
「……仕方ないなぁ…」


あんまり遅くなったらやめるからね、という約束でテレビの前に着いた。

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天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» (^ω^=^ω^<ギャアアアアア)(^q^=^p^)ο(:з )~ (2018年9月7日 22時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» それな (2018年9月7日 22時) (レス) id: 32b67850c0 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» カオス (2018年9月7日 22時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 天岸悠樹さん» もうわからないですよ (2018年9月5日 21時) (レス) id: 32b67850c0 (このIDを非表示/違反報告)
天岸悠樹(プロフ) - 松々先輩さん» 訳のわからない方言で吹きました(笑) (2018年9月5日 19時) (レス) id: 2eadb8d21d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年7月11日 1時

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