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17話※ ページ19

藤井「マジ昨日はごめんな?」
「あー…良いよ、別に。私も楽しかったしさ」
藤井「じゃあなんでも言って良いぞ!」
「もう良いよ。楽しかったから、それでチャラ!」


お前優しいなぁああぁあ!!!と叫ぶ藤井。

当たり前だろ今頃気づいたんか。


藤井「あ、あとさ、明斗ってやつなんかキたからもう一回言って」
「死んでみる?」


えー…と肩を落とす藤井の肩を軽く叩く。

また忘れた頃に言ってやろう。


「じゃ、私先生にバレー部の入部届け出さなきゃだからこれで…」
藤井「あっ、ちょと待って!バレー部!?」
「え、う、うん……」


何かまずい人でもいるのかな…。

ギュッと腕を掴む藤井の力が強くて、少し手首が痛い。


ちょっと?と声をかければ、あ、ごめん、と手を離す。
どうしたんだコイツ。


藤井「ちょっと、厄介な人がいてさ…」
「厄介?」
藤井「そ。まぁ、Aなら大丈夫かな…ごめん、引き止めて」


私なら大丈夫ってどういうこと?
私なら狙われる心配もないし大丈夫だろうっていう?死ねや。


ちょっとむくれながら廊下を歩いていると、第2体育館からボールが飛ぶ音が聞こえてくる。


……バレー…だぁ…!


「わぁ!懐かしい!」


窓に張り付いてバレーを見ていると、どしたー?と後ろから話しかけられる。

ビクゥッと尋常じゃないくらい驚いた私は、捕まっていた窓枠から手を放してしまい、少し高い壇の上から落ちることとなる。


「う、わっ…!?」
城間「えぇっ……!?」


落ちた私より驚いている声が聞こえ、痛みの代わりに感じる人肌。


顔を上げると、逆光でよく見えなかったが、なかなかのイケメン。


「……ぇ、ぁ…」
城間「あ、もしかして、来週から来るって言われてるマネージャーさん?よろしく!俺城間(じょうま)瑠璃(るり)!」
「あ、AAです…」


え、なに、待って、凄いドキドキする…。
コレがあの吊り橋効果……。


顔赤いよ?と微笑む城間くんに、未だにドキドキが治らない。

え、恋じゃないよね?私が?ありえないありえない。


「ご、ごめんなさい……」


すぐさま離れてペコッとお辞儀する。

重い私を何分も、申し訳なくて仕方がない。


藤井「あ!いたいた、A!やっぱ一応教えておこうと思って…ソイツが、俺が言ってた厄介な人」
「……えぇっ!?どの辺りが!?」
城間「人聞き悪いこと言わないでよ、藤」
藤井「藤って言うな」

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松々先輩(プロフ) - miyuiさん» ありがとうございます☺️嬉しいです!が、睡眠はしっかりとってくださいねw (2021年12月7日 0時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
miyui - 夜中、腐女子が(関係無い)布団の中で隠れながらこの小説を読む…あっ、午前2時だ明日学校どうしよう…宿題やってない…終わったああああ(つまり時間忘れるほど面白いってことです) (2021年12月6日 23時) (レス) @page20 id: 5e526ca5d2 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» ひぃ……ありがとうございます!!嬉しいですー!!これからも頑張ります! (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - おにぎりさん» 良いですね、彼氏いらっしゃるんですね……私の元カレは美原って名前でした (2020年9月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - 私の彼氏も岩本です。運命ですね (2020年9月14日 4時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松々先輩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年5月25日 19時

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