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早急にこれを片付けなければ、私の身に何が起こるのかわからない。そうなると黙っていないのは親戚たちだ。
あの後結界を張ってみたのだが、一向に外れる気配がない上、心なしか締め付けてきたような気がした。
呪いの指輪だと聞いていたが、ここまでだとは流石に思っていなかった私は驚く。
「まさか、私の結界が通用しないなんて…」
「Aちゃんのが通用しなかったら、どうするの？」
「…最悪指を切りますが」
それはダメでしょ、と呆れるように言うチョロ松。
でもそうしないと、私の日常に支障をきたしかねない。それほど呪いというのは恐ろしい。
人の怨念だとか、恨みだとか、そう言うものは拭っても拭っても取れない傾向にあるから。
「でもできる限りのことはしますよ。私だって指は5本が良いですから」
「だよね…で、どうするの？」
「根っこから原因を始末する…というのはどうでしょう？」
そう言って笑えば、チョロ松と十四松はハッとしたような顔をした。
あの女さえ消えれば、この指輪の呪いは消えるだろう。
最初の持ち主は何故この指輪にこだわったのだろう。
「…霊視を頼みますか」
霊視、霊聴専門の雀羽家に頼むしかないだろう。
実は雀羽家の一人息子である雀羽幸太郎、私と同い年だ。
早速電話をしてみると、今はすぐ近くの金持ちの家にいたと言う。また荒稼ぎしていたのか…。
金に目がない幸ちゃんは、よくその雀羽家の中で一番強い霊視の力を使って小遣い稼ぎをしているのだ。
まぁプレゼントをくれるし、私に損はないので放っておく。
「じゃあ今すぐ来てくださいね！約束ですよ！」
『わかってるって、Aの頼みだし、すぐに向かうよ』
そう言って電話は切れた。
基本的に親戚は私に甘い。
幸ちゃんは、その5分後に私たちが集合していたファミレスにやってきた。
「それで、こいつら誰？」
「その方たちは私のお友達です。仲良くしてくださいね」
「…Aが言うなら」
そして私の隣に座った幸ちゃんは、その指輪を見ながら私に色々質問を浴びせる。
いつから付いてた、とか、結界はどうなったとか。
全てに答えていると、幸ちゃんは唸ってしまった。
「…結構強い霊が付いてるみたい。慎太郎に頼めば？」
「あいにく慎ちゃんはテスト明けで忙しくて…霊視じゃダメですか…？」
「うーん…霊と話せるから、説得してみようか」
流石幸ちゃん！
ありがとうございます、と手を握った。
雀羽家は霊を説得することで呪いを解消することができるのだ。
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松々先輩(プロフ) - 松野美海さん» 自我失礼します……私の推しはもっぱら一松です……あの卑屈感がたまらないです最高です (2022年9月30日 0時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
松野美海 - 凄く面白いです！最初から読んでたら時間が…！つい夢中になってました！更新頑張って下さい！待ってます！ちなみに松々先輩さんはなに松推しなんですか？私はチョロ兄です☆((( (2022年9月30日 0時) (レス) @page28 id: b94de068e4 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - kuuさん» 一「ほんとに、ムカつくよね……一定数いるよ、あーゆうクズ…あ、僕もそれなりにクズだけど。フヒヒ……応援ありがと、励みにしてこれからも頑張るね…」 (2022年1月27日 3時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
kuu - 子犬の話し本気で泣きました！なんかすごく話しなんですけど腹たちました！こんクソ野郎！すごく怪奇百鬼夜行の話大好きです^ - ^応援してます (2022年1月26日 8時) (レス) @page23 id: 1c1723a482 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 月花さん» チ「あぁ、そうだね、ありがとう。もう4作目になるんだね。これからもよろしくね」夢「えっ、それで終わりですか？もっとあるでしょう！！えーっと、この作品を読んでくれてありがとうございます！是非次回のお話も楽しみにしてください！ありがとうございました」 (2020年10月5日 0時) (レス) id: 884552bd5f (このIDを非表示/違反報告)
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