肆玖：「サッカー部のジンクス」 貴&カラ ページ18
Aside
「え〜っと…それで？私に何か御用ですか？」
「ッ…頼む！！鶴羽さん！この通りだ！」
「！？」
そう叫んで、土下座をしたのはカラ松の友達、赫蜜くん。
頭あげてくださいよ、と言っても上げないし、カラ松はため息を吐いているし…。
ただならぬ雰囲気だ。
しかも土下座され慣れていない私。(したことはいっぱいある)
どう対応すればいいのかさっぱりなのだ。
助けてください！！と言う意味を込めてカラ松を見る。
すると、カラ松ははぁ…と大きめのため息を吐いて赫蜜くんの背中を踏んだ。
嘘でしょ。
「いってーな！お前かよ！！」
「Aが困ってるだろ。顔を上げろ」
「お前俺相手に冷たくね…？」
そう言いつつも顔を上げ、椅子に腰掛ける赫蜜くん。
キョロキョロと辺りを見回すのは、この部室が異様だからだろう。
私の趣味でいろんなオカルトグッズが置いてあるから。
自分でも変な趣味だと言うことは理解済みだ。
「それで、何か依頼ですか？普段ならお金取るんですけど、お友達ですからね！トクベツにタダで依頼をお受けします！」
「この子天使か何か？」
「何言ってるんだ、女神だろ」
「あらやだ、女神はトト子様ですよ」
この前松野家に居座ってる時にたまたま会ったんだよね〜。
本当に可愛かった…あそこだけマイナスイオン出て、空気が澄んでいたから。
きっとトト子様は霊感は一切ないんだろう。男の生き霊いっぱい連れてたからね。
でも私がトト子様を怖がらせないように、笑顔で強制成仏させておいたから安心してね！みんな！！
「それで、ご依頼は？」
「あぁ…サッカー部の噂って知ってるか？」
「？そんなものがあるんですか。不倫疑惑とか？あっ、キャプテンの彼女のことが好きなんですね！？叶わぬ恋系ですか…」
「いや…あの第2グラウンドの校舎側のゴールに入れようとすると、必ず外すらしいんだ」
それ、ゴールする人の技量では？と言おうとすると、カラ松に口を押さえられた。
言ってはいけないことらしい。
KYなもので…申し訳ないですね。
「それじゃあ一度見に行きましょうか。今は練習中ですか？」
「あぁ、練習中だけど大丈夫だと思う」
「Aにボールを当ててみろ。お前を末代まで呪うからな」
「お前怖えよ」
ほら行きますよ、と油を売っている二人に言って外に出る。
旧校舎から第2グラウンドが近くて助かった。
問題のゴールを見ようと近づいていく。
すると、うしろから殺気(ボール)が。
「危ない！！！」
あれぇ？
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松々先輩(プロフ) - 松野美海さん» 自我失礼します……私の推しはもっぱら一松です……あの卑屈感がたまらないです最高です (2022年9月30日 0時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
松野美海 - 凄く面白いです！最初から読んでたら時間が…！つい夢中になってました！更新頑張って下さい！待ってます！ちなみに松々先輩さんはなに松推しなんですか？私はチョロ兄です☆((( (2022年9月30日 0時) (レス) @page28 id: b94de068e4 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - kuuさん» 一「ほんとに、ムカつくよね……一定数いるよ、あーゆうクズ…あ、僕もそれなりにクズだけど。フヒヒ……応援ありがと、励みにしてこれからも頑張るね…」 (2022年1月27日 3時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
kuu - 子犬の話し本気で泣きました！なんかすごく話しなんですけど腹たちました！こんクソ野郎！すごく怪奇百鬼夜行の話大好きです^ - ^応援してます (2022年1月26日 8時) (レス) @page23 id: 1c1723a482 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 月花さん» チ「あぁ、そうだね、ありがとう。もう4作目になるんだね。これからもよろしくね」夢「えっ、それで終わりですか？もっとあるでしょう！！えーっと、この作品を読んでくれてありがとうございます！是非次回のお話も楽しみにしてください！ありがとうございました」 (2020年10月5日 0時) (レス) id: 884552bd5f (このIDを非表示/違反報告)
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