紅士’s birthday 3/31 ページ13
side紅士
紅士「ありがとレディ┃大事に使わせてもらうよ」
客「キャー！！紅士くんコレも〜！」
紅士「こんないい物大丈夫なの？」
紅士くんのためなら…！と目を輝かせるお客さん。
思惑通り、と言っては俺がクズに聞こえるけど、まぁそれが俺らホストの仕事。
今日は俺の誕生日だ。しかも日曜。
かなりの客が朝から俺を指名する。
ありがたいことだけど、もうそろそろ死にそうなんだよね〜。
それに明日は４月１日。
俺の最愛の弟たち、蒼葉と緑の、蒼葉の誕生日でもある。
だから、出来るだけ早く帰りたいんだけど…。
次から次へと来店する俺目当てのお客さんに痺れを切らしそうだ。
でも店頭の張り紙に、『柏木紅士の誕生日祝いは夜１１時までです』って店長に書いてもらったし、もうそろそろ１１時。
家に帰る頃には１１時半くらいかなぁ…って感じ。
さて、あの料理上手な緑が俺のためにどんなケーキを作ってくれているのかと思うと今から楽しみだ。
紅士「それじゃあ店長、上がらせてもらいますね」
店長「あぁ、また明日」
主力がいなくなるのは寂しいなぁ、と冗談交じりに言う店長に、後ろを通りかかった天と、客の相手をしていた大河が揃って、俺がいるんで！と笑う。
頼もしい同僚だな、と思いながら店を出て車に乗り込んだ。
紅士「ただいま〜！緑〜┃蒼葉〜┃」
柏木「あ、兄貴！ちょっと待ってろ、できたら呼ぶから上で！あ、あと俺の誕生日プレゼントはもう上に…」
紅士「え、ホントにッ…！？」
弟からのプレゼント。コレほど楽しみな物はない。
黄華はまだ多分指名が入っているだろう。今日は無理だな。
緑のプレゼントは、とウキウキで考えながら階段を登る。半ばスキップのような感じで、緑に注意されてしまった。
まぁいいか、俺が主役なんだし。
そう思いつつ自室のドアを開けると、そこには信じられない光景があった。
「あ、えと、ハッピーバースデートゥーユー？」
紅士「……ちょっとー！？蒼葉〜っ！？！？？なんかAちゃんいるんだけどー！」
柏木「俺の誕生日プレゼントー！」
紅士「……最高かよ」
コレでいいのか、と少し頬を赤らめながらチラ、とこっちを見上げるAちゃん。
コレを神と言わずになんて呼ぼう。
柏木からのプレゼントは私です、と小さい声で言うAちゃんは、また恥ずかしそうに苦笑いを浮かべた。
「そして、私からのプレゼントは、緑くんと作ったケーキです！！」
紅士「ウチに来ない？俺の苗字あげるから」
「え？」
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松々先輩(プロフ) - らっぴょこさんさん» 小田：なんでなんだろ、、はっ！もしかして僕がいるせい…！？あわわわ…！！き、君は高評価推してくれたの！？ありがと、ほんとにありがとう〜！！ (2020年8月2日 12時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん(プロフ) - 確かに低評価嫌ですね､､、神作品なのに､､、ちなみに私は高評価押しましたよ(*^▽^*) (2020年8月2日 11時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - Yucca!!!さん» 美原：だよねぇー。俺たちこんなに頑張ってるのにさー！でも君が応援してくれれば百人力だわ！あんがと！これからもよろしくな！！ (2019年8月1日 21時) (レス) id: 87a69031e6 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 本当、なんか意味もない低評価多いですよね…。なぜこんなに面白いのに…。もしや組織票か！？…なにはともあれ、頑張ってください！！！ (2019年8月1日 12時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - あさん» 確かフォントは大丈夫だったと思います。あと背景は今気づきました、ご指摘ありがとうございます。 (2019年4月21日 20時) (レス) id: 87a69031e6 (このIDを非表示/違反報告)
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