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電話を切って待機ですよ、と電話を切る。
「A、なんで急にメリーさん?」
「いやぁ、すっごい気になったことが…」
気になった事?と首を傾けるトド松に、メリーさんが来た時に後ろに立つところが無かったらどうするんだろう、って…と疑問をぶつけてみる。
ほんっとに不思議だよねー、すっごく気になる〜。
prrrr…prrrr…
「はいもしもしー」
『私、メリーさん。今、魚屋の前にいるの』
「始めたところが悪かったですねー。ちょっと家まで来るの早いですよ?もうちょっと恐怖を煽る事言ってくださいよ」
『え、えっと……』
「メリーさん困ってんじゃん」
トド松が呆れて言う。
私の目的はメリーさんを困らせる事じゃない!
「良いですか?そのまま家まで来てください。話はそれからです」
『え』
「家の場所がわからないなんて言わないでくださいね?」
じゃ、待ってるんで、と言って電話を切る。
来なかったら訴えてやる!
pr「はいもしもし?今どこですか?」
メリーさんがお決まり台詞を言う前に場所を聞いてやるって言う明らかにレッドカードが出ることをしてしまったが、この際どうでもいい。
『今、貴方の家の前にいるの』
「そこで待機です!」
松野家の前って事だよね!私の家は結界張られてるもんね!
「トド松!今家の前にメリーさんがいます!見てください!」
「えぇ!?なんで僕!!ヤダよー!」
「つべこべ言わずに、さぁ!」
実は可愛い女の子かもしれません!と言うと、仕方ないなぁ…とデレデレし始め、窓から下を覗いた。
「…何にもいないよ?」
「迷惑電話ですか!?信じられない!」
「私…メリー。今、貴方の後ろにいr「うるさいです!黙っててください!今私はイライラしてるんです!」ぇぇ…」
パッと振り返ると、そこにはフランス人形が。
「…………」
「……」
「…A、コレじゃない?」
え、どうやって登ってきたの?
じゃなくて、私……待っててって言ったよね!?
「なんで待ってないんですかーっ!」
その汚れたフランス人形を蹴り飛ばし、ゴミ袋に入れ、庭で焚き火をしたのはまた別の話。(ダイオキシンとかが出るとか言わないで)
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+
こんな感じでやって行けたら嬉しいなぁ…って感じです。
追加設定
トド松は怖い話が嫌いなだけで、オカルト現象などは怖くない。
弐:「さとるくん」 貴&一→←壱:「メリーさんの電話」 貴&トド
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松々先輩(プロフ) - 兎羽さん» ト「もしかすると、もしかするかもね〜!とにかくすっごい強いんだよ!って言ってた」 (2020年3月13日 16時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 月花さん» 一「へぇ〜…ハムスター、残念だったね。更新頑張るって言ってるから、今度もよろしく。それじゃ、」 (2020年3月13日 16時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
兎羽(プロフ) - 松野家にいる守護霊ってもしかして赤塚s (2020年3月13日 15時) (レス) id: 03c9ebeac8 (このIDを非表示/違反報告)
月花 - 今さっきのコメ間違いがひどくてすみません、私は松がのところは一松がです、スキッテ=イウカは=なくして読んでください。カタコのところはカタコト笑です。ガチで誤字ばっかですみません!いつも応援してます! (2020年3月12日 18時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
月花 - 私のハムスターも3匹死んでしまったのでその霊に一度は会ってみたいと思ってしまう自分がいる… 更新頑張ってください。 私は松がスキッテ=イウカナントイウカ…… (カタコ読みずらかったらすみません。(言うのが恥ずかしい//) とにかく!更新頑張ってください (2020年3月12日 18時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
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