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「おはようみんな」
「あっ！Aー！」
「ちょ、わっ…ぁ…？あれ？」
松野家に入った瞬間、十四松に抱きつかれ、そのままの勢いで後ろに倒れそうになった。
でも頭が痛くない…。
ん？
チラ、と上を見ると、そこには溜息を吐きながらも私を支えるチョロ松が。
チョロ松が支えてくれたんだ…。
小さくありがとう、と返すと、気を付けろよ十四松、と軽く十四松の頭を小突いて台所へ向かう。
しかも手にはさっき私が持っていたスーパーの袋が。
持ってくれたんだ…。
全てが新鮮で、ほくほくした感覚になる。
みんなが優しいと、変な感じ…。
「あっ、Aじゃん！今日は何しに来たのー？」
「今日も一緒よ。夏休みの間、みんなのご飯係は私！」
「俺Aの料理好きだから嬉しい。あんがと！」
今日は冷やし中華だからね、と苦笑いする。
冷やし中華なんて切って盛るだけだし、大してすることないんだけど…。
まぁ喜んでくれるのは悪い気はしないし、嬉しいんだけどね？
「あっつ…あ、A…」
「一松、熱中症になる前に水飲んで？しっかり水分補給しなきゃ、一松いつか倒れちゃうよ？あっ、十四松！それまだ途中！！」
「……なんかさー…」
今までのことをずっと見ていたトド松が、口を開いた。
なんだ？とトド松を見るみんな。
私は朝御飯の準備をしなきゃだから、そんな余裕はない。
「…お嫁さんみたいだね」
「！？」
「あー、確かに。俺の奥さんな！」
「いや兄貴には任せられない。このカラ松が…！」
「カッコつけんなよ暑苦しいな…僕に決まってんだろ。将来安泰なんだから」
「いやチョロ松兄さんのは安泰って言わないんだよ…僕にしなよ」
「はーい！！僕僕！！」
「えー、この中だったら絶対に僕だよねぇ〜？」
……えーっと。
誰を選べば正解なのかわからず、苦笑いが浮かぶ。
正直みんな幸せにしてくれそうだしね…。
そうだ、良いこと考えた。
「私は手伝ってくれた人のお嫁さんになろうかなぁ」
「俺手伝う！何すればいい？」
「おそ松兄さんがやったら皿三つは割るね」
へっ、と馬鹿にしたような笑みを浮かべるチョロ松は、私の横に立つ。
キュウリ切ってくれるのか。ありがたい。
失礼だな！と頬を膨らませたおそ松は麺をほぐす。
他のみんなもコップだったり、テーブルを拭いたり、色々ありがたい。
楽しい食卓だなぁ、なんて、ね。
「ほらできたよー！早く片付けて片付けて」
「ちょ、くんの早くない！？」
「お前らが遅いんだろー」
「おそ松兄さん、大してなにもしてないよね？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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松々先輩(プロフ) - なのもちさん» ありがとうございます！私の夢主の中ではあまり見ないネガティブ思考の子なので難しいのですが頑張ります！ (2020年8月22日 11時) (
レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
なのもち(プロフ) - 続きが早くみたいなぁーなんて。いまさっきからみはじめました。ドハマリしてます！ (2020年8月13日 22時) (レス) id: b3104d6996 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - Rain☆さん» ありがとうございます！！更新頑張りますね！ (2020年5月14日 14時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
Rain☆ - 好きっ！！こういうの！！ (2020年5月13日 23時) (レス) id: 3af4d419c0 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - 優凛~yurin~�擦気�» ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2019年10月17日 20時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
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