「催淫薬を10本飲まないと」出られない部屋【魘夢】※背後注意 ページ5
※リクエストありがとうございます！
「さいっあくだわ」
「やあ、君はどんな夢を見たい？俺は君が出てくる夢を見て死にたいなぁ」
なんて、狂気的なことを言っているのは、下弦ノ壱、魘夢。
その横で項垂れているのは、先程たまたま街でかち合った鬼を倒したばかりのA。
相性最悪の鬼で疲労が溜まっているあとでこの部屋、しかも魘夢とは笑えない。
「今悪夢を見ている気分だわ…」
「俺はとても幸せな夢を見ている気分だよ」
興奮しちゃうなぁ、と頬を赤らめる魘夢から一歩離れるA。変な男には近づくな、と宇髄に口酸っぱく言われていた。
「それにしてもまたこの部屋？何度も閉じ込められてるわ」
「俺は初めてだけど…君に俺の初めてを捧げるよ」
「気持ち悪い物言いはやめてちょうだい」
堪らないなぁ、その嫌そうな顔…とAの綺麗な眉が寄せられる顔を見て吐息を漏らす魘夢は、本当に悪趣味だ。
魘夢がこの催淫薬系の部屋へ来たのは初めてだ。そして、この忌々しい部屋へ来るのも。
この部屋はどんな鬼の血鬼術なの？と楽しそうに部屋を散策する魘夢の襟首を掴み、Aはおとなしくさせる。
「いい？この部屋はあんたが大好きな鬼舞辻をも閉じ込めるほどの部屋よ。命が惜しけりゃ大人しくしなさい」
「君が俺を殺さないことを考えれば、この中で殺生はできないんだね」
(痛いところをついてくるやつね)
その通り、この部屋の中で人殺と鬼殺はできないようになっている。
忌々しい、と呟いて魘夢の襟首から手を離し、早速薬を手にとれば、魘夢が後ろからAを包み込むように抱きしめ、右手に持っている美しい彩飾が施された瓶を見つめる。
「ちょ、っと、魘夢っ…！」
「ふ〜ん、これを飲まなきゃいけないの？」
「ひゃ、あっ！？」
ベロリ、とAの白く柔い肌に歯を立てながら、その瓶を舐め上げる。
ゾワリと逆立つような感覚にAが身を捩れば、魘夢はAの手と瓶を掴んでいない方の手でそっとAの下腹部を撫で上げた。
まだ薬を飲んでもいないのに押し寄せる欲の波に、戸惑いながら魘夢に抵抗できずにいる。
「あ、あっ…さい、あくッ…ひっ♡」
「甘〜い声…やっぱり君はかわいいねぇ」
ゴクリ
魘夢の喉を薬が伝う音が聞こえる。
「馬鹿じゃないのっ…20本も、飲めるはずない…」
「誰が20本も1人で飲むって言ったのさ」
「え…？」
チャポン、と魘夢の右手が美しい装飾の瓶を揺らし、中の液体が音を立てて揺れる。
それを口に入れた魘夢に、ゾッと悪寒が走る。
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松々先輩(プロフ) - ぽれ氏さん» ありがとうございます！リクエスト了解です！リクエスト消化中ですので、少しお時間いただきます。 (3月6日 1時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
ぽれ氏 - 全部読みました！めちゃめちゃ良くて惚れました((殴←黙れ☆よかったら悲鳴嶼さんのDキス＆一線超えないと出れない部屋見たいです！！よろしくお願いします(*´∀`)ﾉ (3月5日 1時) (レス) id: c56a87995a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 松々先輩さん» ぜひ！またリクエストしますので、その時はよろしくお願いします✡ﾖﾛ*.꒰ঌ˶'ᵕ'˶໒꒱.*ｼｸ✡ (2月29日 7時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - ルナさん» こちらこそ、リクエストありがとうございます！ご満足いただけたようで嬉しいです。ぜひまた機会がございましたらよろしくお願いいたします。 (2月28日 15時) (レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても良かったです«٩(*´ ꒳ `*)۶»リクエスト書いてくれてありがとうございます(*´˘`*)♡ (2月27日 7時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
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