『It may have been used up』[O] ページ5
最初は…凄くおこがましいって考えていたんだ。
天使なんかと付き合うのは…ただのクズみたいな俺なんかには、すごくおこがましいって。
『でも…でもね。』
君が吸って吐いた空気とか…君が使っていたペットボトルとかを集めているうちに……すごくすごく君と一体しているような気がして。
もちろん天使様と関わった人達を殺して…罪を重ねてしまった俺もいるから。
もっと遠い存在になってしまったかのように…感じた時もあったけど。
「そ…それで…?あとは…?!ねぇ……ねぇねぇねえぇ…!!!!」
でも…"あの時"。
"あの時"…天使と一つになった時。
全てが認められた気がした。
何度も自分の中で思い出した。
そしてその度に何度も何度も思った。
『また繋がりたい。』
『また一緒になりたいって。』
だから…少しでも天使に良い印象を与えたかったから……そういうのを聞き出した。
「…あ…あと…?あと……は、そう……!!しっかりした人…とか…。」
チョロ松が怯えた口調で言葉を紡いでいく。
『……ふ……ふふふうぅははああぁうふふふ…!!!』
『ねぇ…ねぇねぇねぇ天使様…!!』
『俺全部…全部当てはまってるよぅ…!!!
『ねぇ……ねぇえぇ…!!!』
『やっぱり…やっぱりさ…!!』
『俺と天使様は…結ばれる運命なんだよぅううぅ…!!』
足がぶるぶると震えて… 手も震えてくる。
「…………、あ…あの、さ…、」
「んー?」
「…こ…この…拘束器具外して…欲しいなって…、」
へらりと笑いながら言葉を紡げば…、そのような言葉を言ったチョロ松。
『…………、』
そしてそのまま笑いながら、彼に近づくと、拘束器具に手をかける。
僅かにチョロ松の顔が歪んだ。
「………なぁんてね。」
そう言って、近くにあったナイフを彼の脚に刺す。
『ねぇ…ねぇねぇねぇ…考えて下さい。』
『天使様の事がまた一つ知れたのは嬉しいのだけれど…。』
『やっぱりそれは…天使よりも自分の方がかわいくて…天使を売ったということでしょう?』
「…………、ぇ」
『これほど重い罪って…他にあるのでしょうか。』
「っい"……!!いた"いっ"だい"ったい"ただだったいいいいぃ!?!!し…死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ…やっめ…し…死っっ」
ぐりぐりと…いつかやった女の目玉をほじくるように、ナイフを無表情でまわす。
『ねぇ……もうさ、』
『用済みかもね。』
『A bird in a basmet』[K]→←『Madness flowing from earphone』[T]
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木葉 - やば…ヤンデレ良すぎる…… 続き出来れば作ってください! (2019年7月22日 15時) (レス) id: dd665d7e3a (このIDを非表示/違反報告)
早彩 - やばい…すげぇゾクゾクする…ヤンデレ大好きだわ… (2018年3月21日 16時) (レス) id: 879ddc51c9 (このIDを非表示/違反報告)
亜美 - 初めまして!(もう喋ってるけど)亜美と申します。ヤンデレは大好物なのでゾクゾクしながら読んでました! (2017年10月25日 17時) (レス) id: eec90ae86f (このIDを非表示/違反報告)
亜美 - シャオランさん» 上にそのキャラの名前の頭文字がありますよ。おそ松だとOとか(^ ^) (2017年10月25日 0時) (レス) id: eec90ae86f (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン - 所々誰が喋ってるのか分からないデス… (2017年7月13日 23時) (レス) id: 5b8418aaea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎麻
作成日時:2016年7月27日 12時