※ ページ50
+冨岡義勇+
「ああ、この男が………おっと」
｢……A、胡蝶が呼んでいた。早く超屋敷に向かえ」
｢……………ちっ｣
Aちゃんの恋人ということで、とても興味深そうな視線を向ける無惨。そんな無惨の手元にいたAちゃんを急いで奪うと、逃げるように指示を出しました。
+煉獄杏寿郎+
「こんにちは、炎柱!」
「…Aはどこにやった」
｢うふふふふ…!!怖いなあもう…そんな殺意を出さないでおくれ。Aちゃんなら…ほら、ここに｣
ぱっ…と自分の腕の中を見せる童磨。そこにはぐったりとしたAちゃんがいました。どうやら隙を見て気絶をさせられたようで、ぶわり、と炎のように彼から殺意が増えます。
+胡蝶しのぶ+
「同じ女なのに、何故だか貴様には殺意しか湧かないな」
｢奇遇ですね、私も貴方には殺意と憎悪しか湧きません｣
｢…似たもの同士、仲良くはできそうにないぞ｣
薄ら笑いで会話をする2人。ぎゅっと守るように彼女に抱きしめられているAちゃんの耳には、会話は耳に入っていません。一触即発の雰囲気に、空気がビリビリしています。
+宇髄天元+
「ほら…ウワサだと君の彼氏さんはとても怖い人って聞くよ?だからさ、ここは安心安全のこの俺と!付き合」
｢A行くぞ。俺より上限の鬼のそいつの方がよほど怖い｣
｢…やだなぁ!!俺は怖くないよ♡♡｣
にこにこと笑う童磨ですが、その身体からはしっかりと彼に対する憎悪と殺意が溢れています。しかし彼はどこ吹く風でAちゃんを抱えて去っていくので、ついに奥歯を噛み締めました。
+甘露寺蜜璃+
「…どうだ?A。俺と一緒に過ごさないか?邪魔は入らない。絶対に」
「だっ…だめだめだめだめ!!!Aちゃんは!!!私と一緒に!!いるんだから!!」
｢……だったらお前を殺すまでだ｣
的確に首を狙ってくる無惨に対して、Aちゃんを抱えながらなんとか避ける彼女。なんとしてでもAちゃんを守らないといけないのですが、彼女は守ることができるのでしょうか?
+時透無一郎+
「うふふ…!!!あははは…!!キミみたいな子にAちゃんが守れるはずないじゃないか!だからさAちゃん!!俺と一緒に過ごそう?一生守ってあげるから!」
｢煩い。…お前とても耳障りなんだけど｣
｢…おぉ、怖い怖い｣
くすくすと楽しそうに笑う童磨。そんな童磨を強く睨みながら、Aちゃんと繋いでいる手を確かめるように、握り直します。…大丈夫。ちゃんと守れてる。
この小説の続きへ→←【受難】鬼舞辻無惨または童磨に言い寄られているところを助けたようです。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月7日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ささみ - 超屋敷じゃなくて蝶屋敷ですね。 (2020年5月24日 14時) (レス) id: 236eaa9080 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 鬼滅の刃 (2020年1月6日 13時) (レス) id: 43129373ce (このIDを非表示/違反報告)
結梅 - とても、良い作品ありがとうございます。この作品が大好きです！これからの更新も待ってます！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - t5h6rmfn7he7be7さん» ご指摘ありがとうございます…! (2019年11月11日 16時) (レス) id: daf149b11c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎麻
作成日時：2019年10月2日 17時
