発明家の昼夜逆転の秘密の関係…? ページ14
*柚羽さんリク
｢…っあーもー!!Aっ!!おっそいんだよオメー!!｣
｢えへー!!ごめんね美兎ちゃん!｣
Aさんと入間さんはここに来てから、常に一緒にいる。
別に幼馴染とか、もともと顔見知りとかそういった関係ではなく、お互いになにか気に入った節があるらしい。
だけど、いい意味でも悪い意味でも口が悪い入間さんと、ふわふわ能天気で何も知らなそうなAさんは…あまり想像つかない組み合わせである。
廊下を歩いていると、今日も入間さんがAさんの手を引っ張って、がみがみと怒っていた。
｢あーっ!最原くんだ!｣
｢…ん?あ、ホントだ。よぉ、最原!今日も、ふにゃちんを朝からシコってきたのか?この俺様で妄想してたんだよなぁ!!｣
…入間さんの下ネタの調子も絶好調のようだ。
僕を見つけるなり、笑顔で話しかけてくるAさんを見て、羞恥心を和らげる。
｢……??｣
だけど、Aさんは入間さんの呟きになにか喉に引っかかったような顔をして…口を開いた。
｢ねーねー、美兎ちゃん。ふにゃちんってなぁに?シコるってなぁに?｣
｢ぴぐぅ!!?｣
あっ、入間さんヤバそう。
わからなそうにしているAさんをよそに、入間さんは擬音を発すると、困ったような顔をして慌て始める。
『…そう。さっき、何も知らなそうなAさんって言ったけど…本当に何も知らないのだ』
一体どういう育てられ方をしたのかわからないが…Aさんは物事をあまり知らなかった。
それは入間さんの得意そうな……そーゆー知識も含めてである。
わからないことは直ぐに聞いて、自分の知識にする!というのが彼女のポリシーらしく、今も聞いてしまっていた。
｢教えてー?｣
｢う…うるせー!Aは俺様専用肉便器なんだから黙ってろっ!!｣
｢肉便器……??お肉…?便器……?｣
泥沼化してるし。
苦笑いで2人の様子を見つめる僕にAさんは、じっと僕を見つめて…最原くんは知ってる?と聞いてきた。
『…ええと…この場合、僕教えたらセクハ ラになるよね…?』
狼狽える僕にAさんは、突然あっ!と声を漏らすと、また笑顔で口を開いた。
｢思い出したーっ!!この前の"夜中のベットの上"で、美兎ちゃんが下着姿で言ってたよね!俺様をAの肉便器のしてくださいって!!えへー!思い出したよぉ!!でも今と立場逆だね?この場合って、美兎ちゃんのことをせっ｣
｢ああああぁああぁっぁあああぁあ!!!!もう許してぇえええ!!!｣
…………………………………ちょ、それってまさか二人とも…。
結局どちらも病的な愛の元で必死に考え生きている。→←絶望を刷り込まれた人間は恍惚の表情で密かに笑う。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
ラッキーナンバー
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西 - この方角に福があるはずです
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ロンロン - ピンボイントイズル…最高（＊´∀`＊） ありがとうございますっ〜｡ また続編いきますね…応援してはす!! （ガッツリ噛んでいく） (2019年7月14日 14時) (
レス) id: d22ce582b2 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - うなうみゃ。さん» 百合は正義…ジャスティス…うう…(*´Д｀*)…誰でしょうかね?そもそも夢主ちゃんが死ぬこと自体ありえてはいけないルートで、本来は誰も死なない運命だったのかもしれません…真相は闇の中…笑 (2019年7月13日 2時) (レス) id: 5fe5e3438d (このIDを非表示/違反報告)
うなうみゃ。(プロフ) - 林檎麻さん» ありがとうございますっ…!百合が百合してて可愛かったです!!この章では誰が代わりに死んじゃったんだろう…。ありがとうございました! (2019年7月12日 8時) (レス) id: 9135ef5723 (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ロンロンさん» リクエストありがとうございますー!近日中に書かせていただきますね! (2019年7月12日 2時) (レス) id: 5fe5e3438d (このIDを非表示/違反報告)
林檎麻(プロフ) - ますかっと。さん» こちらこそありがとうございましたー!王馬くんかなり根掘り葉掘り聞いてきそうですね!!正直に言っちゃう夢主ちゃんを必死に止める百田くん…(かわいい) (2019年7月12日 2時) (レス) id: 5fe5e3438d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎麻
作成日時：2019年5月26日 3時
