41話 ページ5
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おそ松「いってぇ……」
チョロ松「なにしやがんだよ〜……」
おそ松「つか、Aいたんなら……」
1.3「あ」
4.5「あ」
2.6「!!」
兄さん達の仮面が取れていた。
そして、それに気づく高校生の兄さん達。
カラ松『え……?』
十四松『えぇ?』
トド松『な、何その顔……?』
目の前に自分がいるのだ。
そりゃそうなる。
まずい、と十四松兄さんが言った瞬間、空がバグったように壊れた。
地面が揺れる。
屋上のフェンスから下を見ると、人の顔もバグっている。
逃げ戸惑う人々。
『なにこれ……!?』
「やばい」
すると、
『「きゃあ!?」』
校舎自体が揺れだした。
バランスを崩し、倒れる。
兄さん達も立っていられないわ、空からは何か降ってくるわで高校生の兄さん達も今の兄さん達も倒れていた。
「大丈夫!?」
『大丈夫……』
「やばいね、こりゃ……」
おそ松「やばい!やばい!やばい!早くしないと!」
トド松「手紙は!?」
十四松「手紙!手紙!」
兄さん達の探し物は私の近くにあった。
私は手紙に手を伸ばし、ゲット。
おそ松「ナイス、A!」
「うん」
でも、これあんまり意味無いよね。
気づいてないのかな。
とりあえず、兄さん達に渡すため向かおうとした時、再び地面がバグり始めた。
六つ子「A!」
「兄さっ……」
立ち上がりきれてなかったので、見事にコケる。
おそ松「A〜!」
チョロ松「Aっ!」
「兄さん!」
その後も、手紙を離さまいとバグる地面に耐えていた。
必死になって、手紙を守る。
「っ……!」
いつの間にか目の前はフェンスが壊れ、障害物がなくなった状態の場所にいた。
「しまっ」
た、と言い切る前に地面が揺れ、落ちそうになった。
六つ子「A!!」
「兄さん、助け」
私が手を伸ばした視線の先で、兄さん達が手を伸ばしているのが見えた。
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森の変出者(ンシャ)(プロフ) - 素敵な小説でした。数年前の作品だとは思いますが、今読んでも、いつ読んでも心に来るお話だと思いました。ありがとうございます。 (2023年2月27日 17時) (レス) @page19 id: c0354c7227 (このIDを非表示/違反報告)
夜ノ空。(プロフ) - ネウロさん» 返信が遅くなり、申し訳ございません。 自分はただひたすらに妄想を書きなぐって満足したので、そう言ってもらえて驚いた反面、すごく嬉しいです! こちらこそ、読んでくれてありがとうございました(〃・д・) -д-))ペコリン (2020年3月13日 5時) (レス) id: d49e78348f (このIDを非表示/違反報告)
ネウロ(プロフ) - これでいいのだにじーんときました。夜ノ空。さんこの小説を作っていただいてありがとうございました。 (2020年3月10日 2時) (レス) id: f75d0817e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜ノ空。 | 作成日時:2019年12月30日 1時