君たちとの時間〜30set ページ8
それから悩み続けて30秒。
静まりかえった部屋の中で遠山が叫ぶ。
｢本間に何かあらへんのん!?｣
たったの30秒の沈黙に耐えられなかったようだ。
｢ちょっと…まだ五分とたってないんだけど。｣
｢五分どころか一分もたってねえだろぃ…｣
二人の言葉も耳に入らない様子の遠山。
不二は一人楽しげだ。
｢何だか君たちを見ているだけでおもしろいよ。｣
越前は呆れ顔だ。
｢おもしろいじゃないっすよ…｣
｢でも見ていて面白いよ？｣
少女も不二と同様、楽しげに言う。
その周りには花が舞っていそうなほどだ。
｢丸井先輩“これ”どうにかしてください。｣
これと言う言葉に反応し黒いオーラを立ち上らせているのは不二。
｢越前。僕達は物じゃないんだよ？ねぇ。｣
その横であきれ顔なのは丸井。
｢…おいおい。｣
｢不二君？？｣
何故か不二の声が少し低めなことに疑問を持っている様子の少女。
｢何かおもしろそーやん!!｣
こちらは色々と思考のずれている遠山だ。
そこにまた、現れた。
ｼｭﾝ
ｽｯ
｢今度は誰やぁ？｣
遠山が言う。
｢ここどこなのさ…？｣
｢!!｣
越前は驚いた様子だ。
｢氷帝の滝じゃねぇか!!｣
｢あれ？立海の…丸井？｣
｢おう!!お前もトリップか…｣
トリップと言う言葉に何か楽しそうに笑みを浮かべる滝。
｢ふーん…本当だったんだ。忍足が言ってたトリップって。｣
トリップなどあり得ないと疑っていたようだ。
｢次元を行き来させるなんて…やるねぇ〜｣
｢誰に言ってんだよぃ…｣
｢実に面白いね…｣
皆それぞれ違う考えをしているようだ。
｢これって帰れるの？｣
滝の言葉に越前。
｢楽しそうなのに帰りたいんすか？｣
｢別に〜？こっちの世界も楽しそうだし悪くないのかな〜なんてさ。｣
｢脳天気っすね…｣
越前がﾎﾞｿｯと呟くと滝は…
｢楽しめればいいんだよ。｣
すごくにこやかだ。
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神真(プロフ) - 蘭拓風雪・藍-狗滝loveさん» ほんと成長期ってやんなっちゃうよね！夏休みでだいたいのびるし！(泣) (2014年7月19日 20時) (
レス) id: 762ed32c21 (このIDを非表示/違反報告)
蘭拓風雪・藍-狗滝love(プロフ) - 神真さん» え…(( (2014年7月19日 11時) (携帯から) (レス) id: b4e1fc7685 (このIDを非表示/違反報告)
神真(プロフ) - 蘭拓風雪・藍-狗滝loveさん» 前まではうちのが大きかった・・・orz (2014年7月18日 19時) (レス) id: 762ed32c21 (このIDを非表示/違反報告)
蘭拓風雪・藍-狗滝love(プロフ) - 神真さん» チビとかよく言うよな；身長だけがすべてじゃないのに(笑) (2014年7月18日 18時) (携帯から) (レス) id: b4e1fc7685 (このIDを非表示/違反報告)
神真(プロフ) - 蘭拓風雪・藍-狗滝loveさん» でもチビって言うやつ結構いるんだぜ (2014年7月18日 11時) (レス) id: 762ed32c21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葬儀屋-藍@周助love | 作成日時：2013年9月29日 22時
