｢ブン太｣次元の狭間〜逆トリップ｢リョーマ｣part２

君たちとの時間〜25set ページ3

『丸井か？』

｢あぁ。｣

『幸村のことだろう？』

｢おう。幸村君そっちにいるか？｣

『あぁ。いきなり現れて驚いたぞ』

｢こっちもいきなり消えてな…｣

『そうか…』

｢けど先に来た俺たちは何ともないんだ。｣
『うむ。よくわからんな…』

｢あぁ｣

『だが、幸村が戻ってきたのだかr(赤也ぁぁたるんどる!!』

｢うおっ;｣

『すまんな;』

なにやら電話の向こうですごい声が聞こえた。

真田が怒鳴ったのだから相当の何かがあったのだろう…

｢いや;｣

『幸村が戻ってきたのだからいろいろと話を聞きながら状況を確認すればいい。』

｢柳とか青学の…メガネの…名前がでてこねぇ｣

不二をみる丸井。

不二は越前と顔を見合わせｸｽﾘと笑う。

｢乾のことだね｣

｢乾先輩っすね…忘れられてやんの。｣

ﾎﾞｿｯというが不二には聞こえていた。

｢越前？｣

｢……;｣

丸井は苦笑いを浮かべながらも真田との通話に戻った。

｢でさ、柳とか乾なら細かく調べられるんじゃねぇか？｣

すると真田は待っていろと言って一度電話から離れたらしい。

『変わったが…。』

柳と変わったようだ。

『できる限り細かく調べておく。』

｢頼んだぜ!!｣

『あぁ』

｢そんじゃ、『シクヨロ…とお前は言う』｣
｢…あったりー流石だぜ！てなわけでシクヨロ☆｣

『何かわかり次第こちらから連絡する。』
｢了解!!｣

プツンと電話を切ると丸井は一言。

｢連絡まつしかねぇな…｣

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