＊１５＊決断 ページ17
あ「ただいまぁ!!」
大きな声で元気よくただいまといい、家に入る。
ヒ「お〜〜〜か〜〜〜え〜り〜〜〜〜〜!!!!」
何そうな顔をしたヒロトが私に抱きついてくる。
あ「えっ?!どうしたのっ?!////////」
晴「ヒロトー!!お前、Aから離れろ！」
風「Aが困っているぞ!!」
ヒ「え…本当??」
あ「ん？大丈夫だよ??ってか嬉しかったし＾＾ただいまヒロト」
小さい子供が母親を待っていたかの様な顔で抱きつかれたら嬉しくて、
温かくてなんだかホッとした。
そんな、幸せに浸っている私のところにマークが慌ててやってきた。
マ「お帰り!!今、電話があって、練習試合をして欲しいって人が…」
あ「え？ホントっ?!今、変わる!!」
そう言って私は電話に出た。
あ「もしもし。お電話変わりました…Aです。」
？『久しぶりだね…Aちゃん…。』
っ？！？！？！
聞き覚えのある声…
私は自分自身の血の気がいっきに引いていくのを感じた
？『私のことを忘れてしまったかな？…伊集院だよ。あの時はすまなかったね』
伊集院…そう、以前、私が世話になった家の主人。
そして、みんなを養子として育て強制サッカーをやらせていた張本人。
みんなが恨んでいる人。
その人が、今頃なんのようっ…?!
あ「今日はどう言ったご用件で？」
リビングで電話をしている私のところにみんなが不安そうな顔をして集まってくる。
伊『練習試合を申し込みたいのだが…？いいかね？？』
っ?!
みんな以外に違うチームを作ったの?!
どうすればいいの…。私一人の判断では無理だ。
あ「申し訳ないのですが、こちらの都合などを確認してからもう一度連絡をしてもよろしいでしょうか？返事はその時にでも。」
伊『わかったよ。それではいい返事を期待しているよ』
電話が切れてすぐ、私はその場に崩れ落ちた。
足に力が入らず、
目からは涙が流れていた。
あの時のことが脳裏に張り付いて離れようとしない。
私の元にみんなが駆け寄ってくる。
私だけの判断ではどうすることもできない…
どうすればいい…？どうすれば…
答えが見つからない。
不安だけが募っていくだけだった……
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不動の魂 - 面白いです！！ (2017年2月28日 14時) (
レス) id: 746520504b (このIDを非表示/違反報告)
ラリマー - 面白ーい！もっと風丸とのシーンがあったらいいです！ (2016年6月25日 13時) (レス) id: 7542d48220 (このIDを非表示/違反報告)
糸覇 - 面白かったです！ もっと風介グイグイ来ても、 大丈夫です！！！！！ (ふーすけバカ) (*д・)♪♪♪ (2014年4月8日 16時) (レス) id: 78971d96d6 (このIDを非表示/違反報告)
神流(プロフ) - 欠片さん» 遅れてすみません！コメントありがとうございます！ゆっくりにはなりますが地道に更新頑張らせていただきます！ (2014年3月3日 22時) (レス) id: 9af68a06d6 (このIDを非表示/違反報告)
欠片 - すごい面白いです！続き気になります (2014年1月7日 16時) (レス) id: b19e665f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神流 | 作成日時：2011年8月23日 21時
