今日も元気に…ｼﾏｽｯ!!! (ページ15)

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『なんでこんな所にいるの』

玲乃｢私も雄英に通うことになったのよろしくね、A｣

『は？…なんでヴィランのあんたが』

玲乃｢いいでしょ別に…。もしチクッたりしたらクラスの皆や先生全員殺してやる。｣

『…ｯ』

玲乃｢あんたがいちばん知ってるわよね？私にはあんたは勝てないんだから。逆らったら…｣

『ご…めん、なさ…ｯ』

身体の震えが止まらない。
昔の事を思い出すと呼吸がしづらくなる。

『ｯ…は……』

玲乃｢ほんとつまんないわね。じゃ、また改めて会いましょう｣

『ｯ…』

やだ…いやだ
ずっとずっと！
おかしいと思ってた
両親の死があったあの日から姉が行方不明になったと警察は話していた。
だけどあの日姉は笑ってたんだよ。
私が人質にされたのがまるで…計算通りかのように

『…ｯ…今更！！！！ほんと今更！！！！なんで……だれか……ｯ……』

控え室にただ私の声が響くだけ…
会いたくなかった
今更なんでと考えれば考えるほど分からなくて、私は気づいてなかった。
自分の姿が元に戻っているなんて

『次は…轟くんとか………』

立ち上がり控え室を出ると上鳴くんに会った

上鳴｢あれ…？そこは夜桜の控え室だよな？間違えたのか？…なぁ！観客席はあっちだ！｣

『え？あ、や今から試合だから、上鳴くんこそ早く戻らないと怒られるよ笑』

上鳴｢え？…あ、おい！｣

私今から試合なのに上鳴くんも馬鹿だなぁ笑
あー、、なんか身長高くなっ…え、まってやばい
気づいた時には遅い…よね、あーあー、マイク先生もミッドナイト先生も観客も轟くんもびっくりした顔してこっちみてるよ…。

『…………………。』

ミッドナイト｢え、、えーと｣

相澤｢ミッドナイト、それうちの夜桜だ。間違いねぇぞ｣

マイク｢えっ、夜桜ってあの夜桜か！？個性で見た目変えてたのか！！！！｣

相澤｢あぁ。｣

マイク｢って、もしかしなくても！！！！夜桜はあのプロヒーロー夜と希夢のお子さんかぁぉああああ！｣

轟｢な『いいんで早く始めてください』…。｣

ミッドナイト｢それでははじめるわよ！！｣

『"轟焦凍くんは何もせずに場外に出る"』

轟｢…なぁ、夜桜…なんだよな？｣

『！』

個性をかけたはずの轟くんは1歩も動いてなんかなくて…ｯ…気付かれた…？

轟｢今の夜桜はなんだか死にそうな顔してる…なんか、あったのか？｣