皆の疑問 ページ7
上鳴｢なぁ、オールマイト！今夜桜はなにをしたんだ？｣
切島｢なんも見えなかったぞ！｣
オールマイト｢そうだなぁ…あれは恐らく個性ではないかな？｣
そういって、八百万に少し視線を向けるオールマイト
八百万｢そう…ですわね。｣
切島「やっぱなんか知ってんのか！？」
皆が八百万に視線を向ける
八百万「Aが言わないのであれば私の口からは言えません…が、彼女は間違いなく天才ですわ。個性の使い方もその場の適応力も私なんかでは比にならないくらいの天才ですわ。」
緑谷「八百万さんがそんなに言う夜桜さんは本当に凄いんだね！」
八百万「えぇ、けれど」
麗日「ある日を境に個性を使うのもヒーロー目指すのも辞めたっていうてたね」
上鳴「でもさ、あんだけ強いのになんでだ？」
八百万「私も知りませんの。本当に突然だったんです。」
ー4年前ー
Aが小学校5年生終わりの話
八百万「A、今日は一緒に帰れないのですか？」
A「うん、ごめんね、またあしたね」
八百万「えぇ、またあした」
A「……ねぇ、百」
八百万「どうかしましたの？」
A「…もし、ヒーローが守るべき市民を見殺しにしたとしたら？」
八百万「そうですわね、そのヒーローは失格だと思いますわ。ヒーローは市民を守るべき存在ですもの！」
A「だよね、仮にそれが自分の身内が見殺しにされても百はヒーローになる？」
八百万「えぇ、私がそんなことは無いんだと証明しますわ！」
A「そっか、百は強いね」
八百万「そんなことないですわ。でもどーしてこんな質問を？」
A「ヒーローになりたいって百言い始めたよね。だから、聞きたかったんだ。百の気持ち。」
八百万「そーなんですね！大丈夫ですわ！私にはAがいます！」
あー、、、そんな笑顔で言われたらって思ったなぁ。
『今こんなこと思い出すなんて……やだなぁ』
爆豪「余裕そうだなァ！！！！クソがァ！！！！」
『余裕…まぁ、確かに。自分の他に失うものなんてないし』
爆豪「あ"ァ？？？なんの事だそれ」
『や、、なんでもないよ。ねぇ、"爆豪勝己くん私は君を3回殴って気絶させたよ"』
爆豪「あ？んなわｯｶﾞ！」
『ごめんね、またちゃんと話そう…その時が来ればだけど』
爆豪「おま…え…っ！」
『それまでおやすみ、爆豪くん』
爆豪くんは糸が切れたように寝てしまった
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作者名：杏@ルイ王子 | 作成日時：2021年3月7日 1時
