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びっくり箱 ページ24

21時半前になり、バーへと向かった。
階段でバーがある階へと向かうが足取りが重たい。
「本当に大丈夫なのかな…入っても」
バーがある階のドアを開けた。
「(えっと…バーは確か奥の方……)」
奥の方へと歩を進むとそれらしい入り口を見つけた。
想像以上に大人っぽくおしゃれな入り口に尻込みをしてしまう。

「(ほ、本当に入っても大丈夫なのかな…)」
うーんと唸ってしまう。
唸っていると肩を叩かれた。
「っ!だっ…!」
吃驚して頭をぶつけた。
?「っあ……ぇ…」
「あ……えと」
確か、Wineさんの弟さんだ。
名前は、Coffeeだったか。
そう考えているとメモ帳に何かを書き始めた。

【何してるの?】
「え、あ……ここに来てと言われて…」
「でも…未成年なのに入っても……大丈夫なのかな…って」
【多分、ここは大丈夫だと思うよ】
「あ、そうなんですか?」
良かったと一安心し、中に入った。
中に入ると、大人っぽい雰囲気に圧倒されてしまった。
まだ未成年の私には場違いな所かもしれない。
そんな私の肩をトントンと叩かれる。

後ろを見るとCharaがいた。
「アスナ、来たんだ」
「あ、はい…呼ばれたので」
「こっち」と案内された。
奥の方へと行くとテーブル席があり、4人席に座っていた。
「お、やっほー」
「ど、ども…」
やばい、BadTimeTrioが揃ってる所に座るかも。
「そこ、空いてるから」
「あ、はい」
座ると箱を出された。
どうすればいいのか分からず、箱を見ているとオリジナルのSansが口を開いた。
「箱を開けようにも、開けられなくてな」
「あけ、られない…?」
可笑しい。だって前に来たのは普通に……。

「箱自体を見るのは出来るんだが、開けようとしたらテープが異常なくらいに固くてな…」
「そう、ですか。……開けても」
「ん?あぁ。」
今回の箱はガムテープで止められており、テープを剥がした。
「剥がせた…?」
「あ、はい……」
ゆっくりと開けると何かがこっちに飛び出した。
「っ!……は?」
「これ、びっくり箱……だね」
「変な小細工だな」とUnderSwapのPapyrusが言うがそれには同意する。
毎度毎度、何故か私を驚かすような細工が箱に施されているのだ。
飛び出てきた物を置いて、中身を確認し始めた。

中身は何だろうね→←終演日



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藍霜月(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» コメントありがとうございます!舞いですか…!‹‹\(´ω` )/››‹‹\(´ω` )/›› 神作品と言って頂いて嬉しいです…! (5月3日 22時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 更新されてた..... 嬉しすぎて 舞い踊りたい気分です!! 神作品をありがとうございます (5月3日 21時) (レス) id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
藍霜月(プロフ) - 零科さん» コメントありがとうございます!更新頻度が落ちてしまって申し訳ないです…。最高といって頂いて嬉しいです…! (5月3日 21時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
零科 - 久々の投稿......!今回も最高でした😊 (5月3日 21時) (レス) @page33 id: b0328d2f31 (このIDを非表示/違反報告)
兎妬 ぅさ子(プロフ) - 😆😆😆 (4月7日 16時) (レス) @page31 id: 75fc25324b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍霜月 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年2月4日 13時

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