元世界最強のストライカー (ページ44)

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四十一話ページ44

西「出来るならば野坂さん・・・あなたと一緒にこのフィールドに立ちたかった」

ピーー

〈さあ試合開始です！〉

日本のキックオフ

風「落ち着いて行くぞー！」

風丸が声をあげる

稲「はい！！」

稲森は灰崎にボールを渡すが灰崎は相手にボールを取られた

灰「何！？」

ヒ「何やってんだ！？このデク！」

灰「チッ！」

アナハン「早速いただくぜ」

アナハンは三人組にパスを渡す

三人「フゥーｯ！」

サリベク「見せてやるぜ爆走３連星の力！」

ファルハド「いいぜ兄貴！」

ムハバート「早速行くか！」

三人はＤＦをかわしダストにパスを渡した

ダスト「あ～～あ～～あ～～～♪レクイエムダスト！！」

西「うっ！しまった！」

西蔭は反応できずゴールを許してしまった

西「クッ！」

ダスト「おいお前・・・逆サイドを突かれては流石に防げない・・・そう思ったよな？それは間違った認識だ､俺のシュートはたとえ正面でもお前は捕ることが出来ない」

西「・・・ｯ！？」

ダスト「試して見るか？本当かウソか・・・」

西「(鬼道さんや野坂さんのような司令塔がいないせいでメンバー同士のフォローが機能していない､個々の判断によるポジショニングではフィジカル面で圧倒的に上回る世界レベルの選手には通用しない)」

西蔭は周りを見渡す

西「(ｸｿｯ！俺が弱気になってどうする？俺は野坂さんが帰れる場所を守らなければならないんだ)これ以上点を取られたら終わっちまう！」

パスを貰った稲森だがアナハンにボールを奪われる

不「何やってんだよ！？稲森！」

不動は稲森を怒鳴り､ボールはダストに渡る

ダスト「じゃあ今度は正面に行くぜ！」

ダスト「あ～～あ～～あ～～♪レクイエムダスト！！」

西「お前のシュートごとき抜かせはしない！王家の盾！！」

西影は自身の得意とする必殺技を出して止めようとするが

西「うわーっ！」

ゴールを許してしまった

西「クッ！俺は得点されたのを戦術のせいにして自分を正当化していたのか」

西蔭は拳を地面に叩きつける

西「(正面から打ってこられてもなすすべがない､野坂さんと一緒にフィールドに立ちたいなどこんな俺が・・・この程度の俺の俺が！)」

西「野坂さん！俺は・・・クソーッ！」

フィールドに西蔭の怒りの声が響いて前半が終わる

剛「監督俺を試合に出してくれよ､俺のファイアーレモネードならアイツらをぶちのめせるぜ！」

趙「う～ん・・・あなたは日本の秘密兵器、まだ出すのは早いと思うんです」