元世界最強のストライカー (ページ28)

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二十五話ページ28

ベンチ

つ「どうするんですか！？大ピンチですよ！？」

趙「そうですね～困りましたね～」

ベンチに現われる一人の影

趙「ん？あぁー！貴方は！」

夏「雷門夏未です､強化委員として海外チームの調査をしていました､お土産です」

子「ありがとうございます」

現われたのは雷門夏未だった

つ「夏未さん！いつ帰ってきたんですか？」

杏「ご無沙汰しています」

趙「おぉ貴方が！でも貴方は本戦からの合流のはずでは？」

夏「えぇ」

砂「マネージャーで強化委員の雷門夏未か？」

剛「意外と可愛いな！おい」

万「ちょっと」

夏「オーストラリアは情報規制型のチーム､日本では彼等のチーム個性は知られていないですが､私は彼等の能力を把握しています」

趙「なんと！」

剛陣がお土産を見る

剛「ん？」

砂「三色団子？」

剛「海外に行ってたんだよな？」

夏「来る途中に買ってきましたが、何か？」

剛「いや、それってお土産って言わないんじゃ」

タ「では、夏未さん。聞かせてください。彼等の能力を」

夏「貴方は？」

タ「永世学園の基山タツヤです」

夏「そう」

剛「なんでこいつにだけ名前を聞く？」

フィールド

試合では日本はオーストラリアに攻められる

ブロックしようとしたAの前で敵選手が妙な動きをした時にAは目を瞑って相手からボールを奪った

鬼「！」

稲「鬼道さん、敵選手の手の動き」

鬼「あぁ、ただの威嚇動作だと思っていたがあれには何かありそうだな」

充「でも悪魔の力だとしたら、為す術なしですよね？」

鬼「悪魔の力など存在しない！」

監督から指令が入りバンドを見る

鬼「目を閉じて(＾３＾)？」

灰「顔文字を読むな！」

円堂と鬼道はベンチを見る

円「おぉ！夏未か！」

鬼「そうか､そういうことか！」

灰「あぁ？」

鬼道は皆を集めた

鬼「皆聞いてくれ､敵が妙な手の動きを見せたらすぐに目を閉じるんだ､目を閉じて耳と気配だけで動くんだ」

稲「えぇ！？どういうことですか？」

不「おいおい、目ぇ瞑ってプレーできるわけねーだろ」

貴方『できるよ』

不「なに？」

貴方『優秀なサッカー選手は耳と気配から周りの情報を把握してる､視覚はプレーをするための情報の一つにすぎない､目を使わなくてもサッカーはできるブラインドサッカーという競技だってあるんだ』

Aは不動に説明する

不「目を使わずにサッカーをやるだと？」

稲「よしっ」

吹「雨宮さんと鬼道君の言うとおりにやってみるしかないね」