24話の続き ページ50
笑恋ちゃんside
最初から小桃のことはどこか違和感を感じていた。
聞き覚えのある名前で、家に帰ってアルバムというアルバムを全部ひっくり返した。
その時、中学校の卒業アルバムに載っていたのは、間違いなくあの“桜城 小桃”だった。
中2の時に引っ越していったが。
でも、今の小桃とはどう見ても顔が違う。それからずっとモヤモヤしていた。
そして、それをズルズルと引きずったまま合宿になった。伊桜は気づいてへんみたいやけど、小桃はなんか変や。
バーベキューのときも、絶対に伊桜が侑先輩に皿を渡すって分かっとるはずなのに横から割り込んだ。
それだけやない。小桃は最初から男子(特にバレー部員)たちと距離が近い。余計なスキンシップが多いねん。
一番疑問なのが祭りのとき。侑先輩は誰がどう見ても伊桜のことが好きやのに、小桃と抱き合うはずがない。
小桃が一方的に抱き着いたのか、あるいは事故か……。
ややこしい事になったなぁ。
とにかく、今度タイミングを見計らって小桃に卒アルの写真のことを聞いてみよう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
《作者より》
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
続編に移るのでURL貼っておきます！！
これからもよろしくお願いします〜。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/fc6e53b54e1/
また、お気に入り登録や評価もよろしくお願いします！！(^^)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗々(プロフ) - のりりんさん» お話内でも書きましたが、ありがとうございます！面白いなんて言ってくれて…(感激) (2021年3月28日 22時) (
レス) id: 41a73f412a (このIDを非表示/違反報告)
のりりん - とても面白かったです！更新待ってます！ (2021年3月28日 6時) (レス) id: a9987baaee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗々 | 作成日時：2021年3月27日 11時
