第弐拾肆話 煉獄関 ページ28
貴方side
沖田「いやー奇遇ですねィ。今日はオフでやることもねーし大好きな格闘技を見に来てたんでさァ。しかし、旦那方も格闘技がお好きだったとは…」
どちらかと言うとお通ちゃんファンが多かった気もしますけど…。
沖田「俺ァ、とくに女子格闘技が好きでしてねィ。女どもが醜い表情で掴み合ってるトコなんて爆笑もんでさァ」
そんな沖田さんに
新八「なんちゅーサディスティックな楽しみ方してんの!?」
と見事なツッコミ。
神楽「一生懸命やってる人を笑うなんて最低アル。勝負の邪魔するような奴は格闘技を見る資格ないネ」
貴方「か、神楽ちゃん、明らかに試合に乱入してたじゃない…」
神楽「そんな昔のことは忘れたヨ」
そんな会話をしていたら沖田さんが歩き出した。
沖田「それより旦那方、暇ならちょいとつき合いませんか?もっと面白ぇ見せ物が見れるトコがあるんですがねィ」
貴方「面白い、ですか?」
沖田「まァ、付いてくらァわかりまさァ」
そう言って歩いていく沖田さんの後を銀時たちと追いかけた。
沖田さんを追って歩いているとどんどん路地裏に入り込みなんかもう怪しい匂いしかしない場所にやって来た。
銀時「オイオイ、どこだよココ?悪の組織のアジトじゃねェのか?」
貴方「そうですよ、沖田さん。もう怪しすぎますよ…」
あまりの怪しさに銀時の腕につかまって歩いてる。
沖田「アジトじゃねェよ、旦那。裏世界の住人たちの社交場でさァ。あと、イチャつかないでくだせェ」
貴方「イチャついてないです!」
そんな話の間も歩き続けついには怪しさ満載の建物に入った。
沖田「ここでは表の連中は決して目にすることができねェ、面白ェ見せ物が行われてんでさァ」
長い廊下を抜けると沢山の天人がいる場所についた。天人たちの視線の先には
貴方「闘技場ですか?」
沖田「煉獄関…。ここで行われているのは……正真正銘の殺し合いでさァ」
沖田さんがそう言った時、鬼の面を被った男が侍を一人、殺した。
それに盛り上がる会場。これって…
銀時「賭け試合か…」
そんなことのために、こんなことしていい訳ない…。
銀時の着流しをギュッと掴みながらその会場を見つめた。
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凛 - とても良かったです!完結おめでとうございます! (2023年3月8日 20時) (レス) @page46 id: 0db889cc25 (このIDを非表示/違反報告)
マリア - すっっっっっっごく絵が可愛いですっ!!!!こんなに上手い人初めて見ました!お話も最高です^^ (2015年8月15日 0時) (レス) id: 9ddaffdec7 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅 - めっちゃ良かったです! 銀さんイケメソw (2015年7月24日 22時) (レス) id: 28e25d8064 (このIDを非表示/違反報告)
瑠威(プロフ) - 桂loveさん» ありがとうございます^o^ (2015年5月24日 12時) (レス) id: 62cdeef2a3 (このIDを非表示/違反報告)
桂love - 完結おめでとうございます!面白かったです! (2015年5月24日 11時) (レス) id: 1605fdbfa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rui10112
作成日時:2014年6月26日 21時