213 ページ35
いったん私たちは班長から離れた、というかはがされた
「ってかAちゃん、諸伏ちゃんいるのに班長に抱き着いていいの?」
『え?ああ、大丈夫だよ、班長に抱き着くのは、ほら、、、あの、、、ディ〇ニーランドで着ぐるみのミッ〇ーに抱き着くのとおんなじ感覚だから』
「ああ、、、」
「それはほめてるのか?」
『ほめてるほめてる』
そういいながらも両手を大きく広げる
『それに私の住んでたイギリスはハグがあいさつだったしね、来る?』
「だからAちゃんは人との距離感がおかしいのか」
『日本人が人との距離感遠いだけだよ』
「ここは日本だぞ」
『ほら、私A、ギューッと抱きしめて』
「さっきから著察権にかかりかけてるけど」
広げていた両手を閉じると目の前にハンバーグが、、、
『ハンバーグ!』
「ほかにもいろいろ作ったよ!」
『さっすがヒロ君!』
そうして並べられてゆくごちそうに並べられてゆくごちそうに私たちは目をきらめかせた
「んじゃ、とりあえずあれやっときますか」
「お、いいな」
『やろやろ!』
その萩君の言葉に班長以外の私たち五人はにやりと笑みを浮かべた
「じゃあ、せ〜の!班長!」
「「「「「おめでとう!」」」」
そういってみんなでふたたび班長にのしかかった
「おら伊達!幸せになれよ!」
「伊達ちゃん、お幸せにね!」
「伊達、奥さんの尻には敷かれるなよ?」
「いつも俺らを支えてくれてありがとうね、伊達」
『伊達ぇ、奥さん泣かすなよぉ』
「おまえら、、、」
「てい!」
班長が涙を流そうとしたそのせつな、でっかいホールケーキが班長の顔に命中した
『わぁお、感動的なシーンをどこまでも変えたがるね』
「祝い事っつったらパイ投げだろ」
「まぁ確かに?」
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aoi01171993(プロフ) - ありがとうございます、思いえがいていたお話になるかはわかりませんが作らせていただきます (1月22日 17時) (レス) id: 540323b136 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - こんにちは!とても面白い作品ですね。できればでいいですが、警察学校時代に夢主ちゃんが幼児化したお話が見てみたいです。 (1月20日 22時) (レス) id: 3adbd7e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リンネ | 作成日時:2023年12月10日 2時