すいません此所フリーじゃないです【刀剣乱舞】

二十六話 ページ27

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『パアァァポオォォォッ！！！？』



　私は今生きてる？それとも死んでる？いや、いま叫べたから４０％生きてるね。


　足が少し重いと思ったら鶴丸だった。元から足は重いけど。


　毒を飲まされたのに生きてる私すげー、Ｇさんと良い勝負かも。




『……これって動けない？…こんのすけー、起きろー』


「…ｯﾊ、見習い様！…じゃなくて審神者様、目が覚めて良かったです…！」


『色々言いたいけど、何日間寝てた？』



「…四日位？」


『うわぁい少し痩せたぁ。じゃなくて審神者様？審神者様っつった？何？私そんなにぶりっ子？』


「だって言ったじゃないですか、審神者様が亡くなった場合見習い様が引き継ぐと」


『……ﾌｩ、こんのすけ…考えてご覧？…宇宙規模で考えたら、私達のやってる事なんてちっぽけだよね…？



　という訳でこの話は無かった事に』


「駄目です」




　てか審神者様死んだの？誰かに襲撃されたの？



　じゃあ良いじゃんもうハッピーエンドだよ帰ろうよ。




「……主？」


『ごめんなさい私主じゃないです人違いです』


「…良かった、怪我は無いか？痛む所とか」


『ああ駄目だわこの人話聞いてないわ』



「君が目覚めないまま死んだら、俺達も死のうって決まったばかりだったからな。



　嗚呼、安心してくれ、ちゃんと彼奴は片付けた。邪魔者はもう居ない」


『此処に一番の邪魔者がいまーす！なので帰りますね』




「…は？」


『……はぁ？』


「君をあんな穢れた世界に戻す訳無いだろう？次、同じ様な事があったら君を傷付けた奴の全て消してしまうだろうな」


『なにそれ怖い』




　そこまでやらなくて良いじゃん…。


　全て消すということは存在まで消すって事でしょ？この人達神様だから有り得るのよね…。

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