すいません此所フリーじゃないです【刀剣乱舞】

二十四話 ページ25

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『疲れた、マジで疲れた…』


「……」




　傷？霊力精神その他諸々全てを使って治しました。お疲れ様私。


　資材があるから簡単に終わるけど、霊力オンリーだとかなり疲れるよ？一夜漬けを一週間続けるくらい。



「なんで治した」


『な ん で 治 し た ？逆になんで治さないと思ったんですか』


「君のモノという証が無くなる」


『あんなグロテスクにモル〇ルを足した様な証、あってたまったもんですか』



　もうやだ。動けない、今日からニート生活始めようかな。


　まだ主に傷を治してもらった事が無いなら分かる。君のモノという証が？何度も言うがそんなぐっちょぉってなってる印は結構です。




「見習い様！？その服に付いた血は！？」


『ギュッとしてドカーンされた』


「本当の事を仰って下さい」


『鶴ちゃんのdeath☆』



「俺が醜くなればAが振り向いてくれると思った」


『加害者みたいな話し方止めて下さい』


「初めて外に出た時に君が見捨てたら少しは変わっていた」


『もう一回行きます？…貴方の扱い方が分からないので小烏丸様に頼んで下さい』



　本音は何か面倒臭くなった。


　鶴丸様はよく分からない。掴みにくいんだよ、目に見えるけどキャッチ出来ないホコリみたい。



「見習い様、霊力が低下していますが…何かありますか」


『何かしかねぇよ！何言ってんの？What？鶴丸様が、ハサミで、自分の顔を、傷つけたんだYO！！』



「…何故？」


『こっちが聞きたいわ！』



「……狡い」


『何ですか？』


「こんのすけばっか、敬語無しで親しい感じで、狡い…」


『じゃあ鶴丸って呼んで良いんですか？敬語なしでもいいの？』


「嗚呼、そうしてくれないと嫉妬のあまりこんのすけを殺してしまいそうだ」



『まあ、私に被害及んでないからいいや』


「えっ！？」



　鶴丸様、鶴丸は自分の頬を恨めしそうに抓っている。もち肌と確信した。

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