マフィアに恋した私《紫》 (ページ14)

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Rear14 ページ14

Your side

『…ん、ちょっと眠い、、かな…』

深澤｢ちょっとじゃねぇっしょ笑てか髪乾かそ？｣

辰哉さんは洗面台の方からドライヤーを持って来た

深澤｢ソファーの下座って？｣

辰哉さんが脚を開いてソファーに座ったので、私は脚の間に収まるように座った

すると、ドライヤーの稼働音が聞こえて温風が髪にあたった

辰哉さんが私の髪をわしゃわしゃやりながら乾かしていくのが気持ちよくて、寝ちゃいそう

深澤｢俺、明日朝から仕事だから、帰ってきたら一緒に買い物行こうな？｣

『うん……何時くらいに帰るの……？』

深澤｢んー明日は会議だから、遅くても17時かな？｣

『分かった…。明日、スーパー、、行ってくる…。』

深澤｢じゃあ朝テーブルにお金置いとくからそれ使って？｣

『うん…』

この会話が終わってからの私の記憶はない

Tatsuya side

深澤｢…ん、乾いた……、、って寝てる笑｣

喋っている時もすごい眠そうだったから、寝る前に乾かそうと思ったけど結局寝ちゃったかぁ～

ソファーの下で三角座りしている彼女をお姫様抱っこをして寝室にある俺のベッドへと向かう

寝顔はまるで天使。

まともな恋愛なんてしてこなかった俺がこんなに惚れ込む人ができるとはなぁ～自分でも驚いてる

いままでの人は上辺だけの付き合いだったり、スパイ相手だったりしたからこんなに胸が高鳴るのは本当に初めてだ…

深澤｢…おやすみ。｣

頬にキスしたくなる気持ちを抑えて優しく頭を撫でた