Rear13 ページ13
Tatsuya side
リビングにいると、シャワーの音が少し聞こえる
今、風呂入ってんだ……
なんて考えてる俺の顔は緩みまくり。
長年マフィアって仕事をしてるから女関係の事は慣れてない訳では無い。
でも好きな人が、ってなると話が違う
このまま座っていても変な事考えるだけだし、と思った俺は寝室のクローゼットへと向かった
目の前にあったトレーナーと黒のスウェットパンツを手に取り脱衣場へ。
扉を開けるとシャワーの音がさっきより大きく聞こえる。その音を気にしながらも棚からタオルを取り、また別の棚に洋服とタオルを置く
深澤「A〜着替えとタオル置いといたから〜」
と風呂場に向かって少し大きな声で言うと
『あ、はーい!ありがとう!』
というごく普通の返事が返って来た
俺は一目散に脱衣場から出る。
照が変なことするな、とは言ってたけど…
俺ちゃんと抑えられるかな
Your side
お風呂から上がり、リビングに戻る
『お風呂ありがとう!上がったよ〜』
そう言うと携帯に向けていた顔を上げて私を見る
深澤「ふはっ!Aにはでかかったか笑」
辰哉さんに借りた服は少し大きくてズボンは折らないと引きづってしまって履けない
『ううん。大きいけど着やすいよ? ありがとう笑』
深澤「ん。」
続いて辰哉さんがお風呂に入りに行った
私はリビングにある大きなソファーに座りながらタオルで髪を拭いてると襲ってくる睡魔
寝そうになりながら待つこと数十分。
深澤「…A?」
『…あ、おかえり……』
深澤「…ふ、目ぇとろんってしてる笑」
そう言って微笑んでる辰哉さんの顔は
半分寝ている頭でもかっこいいなって思った
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作者名:ちゃむ | 作成日時:2021年2月27日 11時