宮兄弟には姉がいるようです。【ハイキュー！！】

心臓がもう1つ欲しい ページ42

澤村｢じゃあ頼んだよ、A｣


『おうよ！しっかりアップしといで！』




開会式から帰ってきたみんなと合流した。


これからみんなは、電車に乗って体育館へ向かうところだ。




『パスなくさないようにね！田中西谷日向！』


田中｢名指しっ！！！！｣




みんなが荷物を持ったことを確認し、周辺に忘れ物はないか確認する。




烏養｢宮！嶋田が来てるから、合流して一緒に試合経過見ててくれ｣


『はーい。



あ、烏養さん！』


烏養｢なんだ？｣


『そんなに緊張してるなら、タバコの1本くらい吸ってもいいですよ？』


烏養｢…………そんなことしねーよ｣




ちょっと顔が強ばってた烏養さんに一言かけ、私はみんなと別れた。









『あっ、嶋田さん発見』


嶋田｢あ！Aちゃん！｣




無事嶋田さんと合流。




嶋田｢会場の確認は出来た？｣


『あったりまえじゃないですか！もう完璧ですよ。』




みんなの余計な不安要素を取り除くことが出来た、とは思う。




『あれ？滝ノ上さんは？』


嶋田｢もうすぐしたら来るって言ってた！｣


『なるほど。じゃあ試合、見に行きましょ！』




これから私たちが試合をするコートで、試合を見る。


春高となれば、どこもやはりレベルが高い。




嶋田｢………思ってたより試合の進行が早いな……そろそろ連絡するか｣


『そーですね……お願いします！』




十分にアップは出来ているだろうか。

そんな心配も多少は出てくるが、すぐにしまい込んだ。




滝ノ上｢わりぃ遅くなって！｣


『あ！滝ノ上さん！』


嶋田｢遅いぞ滝ノ上！！俺緊張しちゃって……！｣


『嶋田さん落ち着いて？』




やっぱり落ち着かないのは選手たち本人だけではないらしい。

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