刀剣女士、ブラック本丸救います。 (ページ3)

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二話ページ3

夢主side

「うわ汚ったねぇ…」

ここの本丸は想像以上に汚れていた

建物はなんか黒いカビみたいなのが生えてるし空気は穢いし

「…ゲホッ、ゴホゴホッ、ぅおえっ」

息が吸いずらいなあ

私は刀剣男士に比べて身体がかなり脆いから

少しの瘴気でもこの通り苦しくなる

「あ、ヤベ。血ィ吐いちゃった」

ハンカチどこだっけ

?「おいっ、お前大丈夫か!?」

ん?誰だ?

振り返るとそこには粟田口の奴らがいた

薬「お前さっき血ィ吐いてたよな。大丈夫なのか」

一「あの、もしかしてあなたは今日来るという刀剣女士ですか?」

乱「あの、良かったら僕達の部屋で休んでいく?」

…いや、あんたらの方が明らかに重症じゃないか。歩くのがやっとみたいな感じ
じゃないか

「いえ、結構です。大したことないんで。じゃ、失礼します」

それにコイツらだけには頼りたくない

薬「いや、でも顔色が…」

「いや、マジで平気なんで…あっ…」

言ってる途中でフラフラして倒れてしまった

薬「っおい！大丈夫か!?」

一「とにかく早く部屋に運びましょう！」

「だから…大丈夫って言って…」

私の声は無残にも粟田口達の声にかき消されてしまった

「…もうどうにでもなれ…」

✄--------------- ｷﾘﾄﾘ ---------------✄
主「嗚呼、来たのね。刀剣女士が」

主「…ふふふ。どう遊んでやろうかしら」