合理的虚偽 ページ33
「みんな…合宿の土産話楽しみに…してるっ…から…！」
朝から泣いている奴が要る
実技が赤点確定らしい
「ま、まだわかんないよ。どんでん返しがあるかもしれないよ！」
「よせ緑谷。それ口にしたらなくなるパターンだ」
瀬呂が悲しそうに俯いた
すると、今来たであろう焦凍がAの肩を叩いた
「どうだった？」
相変わらず主語も述語も無い
だが、なんとなく意味は分かるのでわざわざ指摘はしない
『んー、一応勝った....のか？
互角の勝負をしている途中にカフスを羽で兄さんの腕に着けたんだ
兄さんは気づいた途端、固まってたよ』
クスッとAが笑う
焦凍も”仲良いんだな”と少し笑った
＊＊＊
「おはよう、今回の期末テストだが、残念ながら赤点が出た。
したがって、林間合宿は
全員行きます」
「「「「どんでん返しだああ！！」」」」
合理的虚偽ってやつらしい
皆嬉しそうだ
「A！」
出久が帰ろうとしていたAの肩を叩いた
Aは”なに？”と振り向いた
「明日さ、A組の皆で買い物行くんだけどAもどう？」
『あー、ごめん。明日は兄さんとデートするから』
「そっか！楽しんで来てね！」
『うん、出久もね』
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縷々(プロフ) - いちきちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても元気が出ます！更新頑張りますね☆ヽ(´∀`ヽ) ｷｬｯﾁ!! (2023年3月15日 0時) (
レス) id: 597dcd765c (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - コメント失礼いたします!お話の内容､すべてが大好きです!応援います!(´ω` )/⭐ｽｯ (2023年3月14日 17時) (レス) @page27 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
縷々(プロフ) - 狼派さん» ありがとうございます！とても励みになります！更新頑張りますね=͟͟͞͞☆ヽ( '-'ヽ)ｷｬｯﾁ. (2023年3月14日 8時) (レス) id: 597dcd765c (このIDを非表示/違反報告)
狼派(プロフ) - このお話とっても好きです！！更新頑張ってください。( っ˙꒳ ˙)╮ = ⭐ (2023年3月14日 6時) (レス) @page27 id: 7687561dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：縷々 | 作成日時：2023年3月2日 18時
