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瞼に微かに入ってくる光
「ん...まぶしっ...」
部屋の真ん中
昨日の昼に窓の障子をあけたままにしていたから見上げた視線にダイレクトに入ってくる青空。
「ふぁ〜...」
まだボーッとする頭で起き上がる
あー。やっちゃった...
スッと下を見れば昨日と全く同じ格好。
昨日楽しくて飲みすぎた
少し反省しながら洗面所に向かうとキレイに落とされているメイク。
散らかった旅行キットが目に入った。
「さすがあたし。」
記憶がなくともメイクだけは落としてる自分を褒め称えた。笑
諸々の準備をしてロビーに向かう
『あ、Aおはよー。』
玄関で掃き掃除をしている朝海がニコニコこっちを見た。
「おはよ。」
『良く寝たしょ？』
「それ聞くならよく寝れた？でしょ？」
『いや、あんだけ騒いだら良く寝る以外ない。』
「たーしかに。』
ロビーにあるイスに座っていると、奥からヨシおばあちゃんが顔を出した。
［おはようございます。今日もいいお天気よ。暑いから気をつけてね。］
そう、言って微笑んだ。
ほうきを玄関脇に置いて朝海が隣に座る。
『もっとゆっくりしていけばいいのに。』
「ゆっくりしたい気持ちはめーっちゃあるよ。でもあたし絶賛無職だし...。」
『もっと休んでからでもいいじゃん。』
「そんな休んだら社会復帰できなくなっちゃう！しかもなにしたいかもわかんなくなっちゃったし早くなにしたいか明日から考えないと！」
『もぉー、寂しいよぉ。』
肩に抱きつく朝海が可愛い。
「夕方帰る前にお茶しよ！」
『うん、わかった。』
そう約束して玄関に向かう。
「あ。靴。」
『端に置いといたよ。笑』
クスクス笑う朝海の指差す先には昨日からのわたしのマイシューズ。
「江ノ島ってさ、ヒールは....」
『売ってません。』
「ですよね...。」
『江ノ島歩き回るならそちらのシューズが適しているかと〜。』
デパートの店員バリに姿勢を正して言う朝海を見て2人でまた笑った。
「じゃあ散策言ってくる！あと神様に徳を積む約束してくるね。」
『笑
はいよー後でね！』
相変わらずのボワっと暑い海風を体に浴びる
少し進んだ斜め向かいに見える【碧】の看板
足元のサンダルとちょっと汚れた絆創膏を見て
涼風の扉を後にした。
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
