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［倫也やな。ほい、おまちど。］
そう言うと大輔さんは美味しそうな海鮮丼と蟹のお味噌汁、小鉢をポンポンとテーブルに並べた。
『倫也？』
［そんなんするの倫也やろ。］
『あー。Aさ、その山の神って色白の眠そうな下駄履いたやつじゃなかった？』
「！！！そうその人！！」
『あはははは。大輔おっちゃん当たりだわ！』
［せやろ。］
そう言って向かいの席をかたづけながら笑う大輔さん。
「あの、知り合い？」
『知り合いってゆーか、もう空気みたいなもんってゆうか笑
ちっちゃい頃から知ってるよ。』
「そうなの？でもわかったの凄い...」
『いや、でも大輔おっちゃんに［倫也］って言われてめっちゃピンときた。笑
あいつまぁ山の神みたいなもんだからね。
あの辺に家あるんだよ、珍しいしょ。』
「あ、だからあれ。取りに行ってくれたんだ。」
座敷前で脱いだビーチサンダルを指差す。
『あー、そうじゃん？あれしかも【碧】のビーサンだし。笑』
「あお？」
『うん、あぁあいつんちの団子屋の名前ね。』
もう一度体勢を変えて少し先にある店を覗くと看板に【碧】の文字。
「言ってた、そういえば。店のだって。売ってるやつかな。申し訳ない。」
『いいんじゃん？あいつ下駄ばっか履いてるし。笑
そっか、倫也ね。納得納得。』
「そんなにいつも神対応なの？』
『んー。てゆうより人類愛みたいな？
みんなに平等に愛を、みたいな。笑
まぁ、優しいんよ。』
「.....やっぱり徳を積んだ方だね。」
『徳って！笑
そんなんじゃないよ絶対。笑
まぁ明日？行くなら話してみるといいよ。
いいやつには間違いないから。』
そう言いながら口をモグモグ動かす朝海。
話に夢中になっていたわたしも美味しそうな海鮮丼に一口くちをつける。
「え。なにこれ。すんごい美味しい！」
『でしょー！大輔おっちゃん凄いんだって。
あ、でも海鮮丼に関しては魚達のポテンシャルパターンか...』
そう笑う朝海に奥から『ごちゃごちゃ言っとると金とるからな！』と大輔さんが真顔で言った。
『いやいや、なわけ！A！全ては大輔おっちゃんのおかげですから。』
そう言いながら焦る朝海。
そんな風景を見ながらたくさん笑った。
その後も八割型くだらない話をして
食べて
笑って
飲んで
笑って
旅館の部屋に着いたらいつの間にか寝ていた
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
