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暑いシャワーを頭から被って自分の中のあらぬ想像を掻き消すようにすればする程考えてしまう自分は生粋の変態なのかなんなのか...
雨の日暮れに家に上がり込んでシャワーを浴びているなんてこの後どんな顔で会えばいいんだろう
え、下着...どうしよう。
ショーツは無事だったからいいとして、ブラが...
まさかノーブラで出てくなんてあり得ないよね
いや、もう痴女じゃん...それっ！
とりあえずドライヤーで乾かして付ける...か。
にしても...なんでもない冴えない下着...
こんなことになるならもっと可愛いのつけとけば良かったぁ！
.....って！！だからあたしがどんな下着つけてようと関係ないでしょうが！
シャワーを浴びあらぬことを考え続ける頭をバチバチ叩いて正気に戻れ。頼む自分。と言い聞かせる。
思春期男子か。ほんと。
このイカレた思考回路をなんとかしたい...。
もう一度ほっぺたを強く叩いてシャワーを止めた。
脱衣所へ出て無心を心がけながらしっとり湿ったブラを一生懸命ドライヤーで乾かした。
煩悩を捨てろ
無になれ自分
落ち着け
落ち着け
そう思いながら置いてあるTシャツに手を伸ばして頭からかぶる
フワッと香る優しい石鹸の香りは何度も倫也さんから霞んでいた香りで
勝手に包まれた気分になってしまうわたしは大概だ
そんな自分に若干の呆れすら感じた
はぁ...早いとこ紙袋でももらって全部まとめて傘だけ借りて帰ろ。
ひとりで妄想と暴走を繰り返してわたしの頭はパンクした...
濡れたTシャツと短パンを抱えて脱衣所を出ると
鼻先に届いたお醤油とバターのいい香り
その匂いを頼りに歩を進めると
広いリビングにソファーがひとつ
その奥に大きめのベッドが見えた
伺うように部屋に数歩入ると、
「お。上がった？お腹空かない？」
と、頭からタオルを被ったまま台所でフライパンを握りながら言う倫也さんがいた。
「え、あ、ごめんなさい！わたしだけお風呂頂いちゃって！倫也さん風邪引いちゃいます、あのごはんいいですから頭とか乾かしてください！」
そう慌てて言うと、
『え〜。でも俺お腹空いちゃったから。』
と手を止めない倫也さん。
よく見ればエプロンは取っているものの着替えてもいない
「わかりました！そしたらわたしが続きやるんで着替えてきて下さい！どうすればいいですか！？」
そうグッと近寄ると倫也さんは少しビックリしてから
楽しそうに作り方を教えてくれた...
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
