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チャプン.....
ヨシおばあちゃんがゆっくり浸かりなさいと用意してくれたお風呂に浸かると両足にピリピリと痛みが走った
脱衣所で倫也さんからもらった絆創膏を傷口に貼った
溢れてしまう笑みとなんだかくすぐったいような気持ちを抱いたまま
その日は疲れていつの間にか眠りについていた
『本当に本当にお世話になりました。どうお礼を言っていいか。』
そう言って困ったようにお辞儀する吉田様
「いえいえ、また是非遊びに来てくださいね。
友くん、また遊ぼうね。」
そう言うと、友くんはニコッと笑ってコクリと頷いた。
『この後、友と一緒にこの辺りを散策してから帰ろうと思ってるんです。これからはもっと友と過ごす時間を増やしていけたらと思って...
色々とありがとうございました。』
「そうですか。じゃあ〜友くん案内頑張って！」
そう言ってガッツポーズをすると友くんも同じようにガッツポーズをした。
〔俺も〜。〕
横を振り向くと倫也さんもおちゃらけてガッツポーズをしていた。
〔友、はいこれ。お母さんと食べな。〕
そう言って袋を友くんに差し出した。
受け取って中を見た友くんは
〈ママこれちょーうまいよ！〉
と大きな声で言った。
〔いやすげーでけぇ声出んじゃん。笑〕
そう笑う倫也さんを見てわたしも吹き出してしまった。
袋を渡した友くんはパタパタとわたしたちの元へまた戻ってきた。
そしてわたしの前に来ると足にギュッと抱きついた
上を向いてニコッと笑った友くんはすぐにわたしから離れて倫也さんのところに行った
腕を広げて抱きつかれ待ちをしている倫也さん
けれど笑いながら全然抱きつこうとしない友くん
すると、〈て。〉と言って友くんは倫也さんの右手を掴んだ。
そしてギュッと引っ張ってわたしの左の手のひらにくっつけた。
「え！？？」
ビックリして友くんを見ると、
『いいよ、おねえちゃんと手つないでも。』
とニカッと倫也さんに笑った。
するとキョトンとしていた倫也さんが笑いながら
〔ふふっ、友〜認めてくれんのー？〕
そう言って左手で友くんの頭を撫でた。
どうすればいいかわからず合わせられた手を動かせずいると
ゆっくりと握られた思ったよりもずっと厚みのあって大きな手
こんなに少ししか触れていないのに身体中がポカポカしてくる
〈ありがと、Aおねえちゃん。またね。〉
そう言って友くんは嬉しそうに手を振って走っていった。
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
