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「『［〔カンパイ〜！！！！」』］〕
もう一度ビールを頼み直して4人で乾杯した
『A、お約束の品でございます、どうぞお納め下さい。』
そう言いながら朝海は紙袋をスズっとわたしの前に寄せた。
中を覗くと大量の団子が積み上げられていた。
「わっ！いや、量！笑」
『毎日食べたいって言うから！』
「いや、言ったけど」
『いいよ毎日買ってあげる！今食べよ！』
そう言って袋からお団子のパックを取り出す朝海。
［あさみんが死ぬほどだんご食べたい子がいるから持ってきてって。Aちゃんだったんだね。］
エプロンからタバコを取り出しながら倫也さんが言った。
「あ、はい、あのすごく美味しかったから。毎日食べたいくらい。」
［んふふ。嬉しいねぇ。ね。大海。］
〔はい、是非いつでも来て下さい！〕
［あ、そっか。これ、たいが。んでさっき帰ったちんちくりんがまなつ。で俺がともやさん。でもさっき名前呼んでくれたよね？」
大海くんに目をやるとニコッと笑ってペコッと頭を下げた。
「名前...あ、すいません、朝海から聞いてて。」
［ん？なんで謝るの？ふふ。］
「知らないやつが勝手に知ってたら気持ち悪いかと思って...」
［知らなくないじゃん。］
「まぁ...そうですけど。」
［涼風手伝うの？］
「あぁ...はい。成り行きでそうなりました...。」
［そっか。じゃあご近所さんだ。］
そう言うと前にあった山積みのおだんごから1本とって
［はい。よろしくね。］
そう言って笑った。
倫也さんは不思議な人で
一緒にいるとぽかっと暖かくなるような
そんな空気をいつも纏っていた
それは今までのわたしの毎日には存在しなかった不思議な空気感だと思った...
〔倫也さん...俺もうダメっす。〕
［ん？あぁいいよ。あと俺やっとくから。］
そう言うと倫也さんになにやら一生懸命話している完全体の朝海を横目にソロリと席を外し、〔Aさん、お先に失礼します。〕と言ってきた大海くんは本当に限界程飲まされたようだった。
少しふらふらしながら歩き去っていく大海くんに心の中で「お疲れ笑」と思った。
『ねぇ！倫也きいてんの？』
［ん〜聞いてる聞いてる〜。］
『あれ大海は？A大海は？』
急にわたしに振られて
「え？！あれ？どしたかな？」
と慌てると、
［いいじゃん、あさみんには俺がいるよ？俺と話そ。］
と朝海の隣に移動した倫也さん。
一瞬目が合うと呆れたような顔で優しくこちらに微笑んだ。
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
