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『明日からのバイトの子がさぁ、やっぱり由比ヶ浜で海の家のバイトしたいからやめまーす。ってすんごい軽いかんじでLINEきて。そんなことある？！常識的にある？！電話も出ないし、LINEブロックだよ？！今も人足らなくてヤバいのに夏なんて絶対無理....あぁぁぁぁぁぁ悪夢だよ悪夢！』
呪文のような早口で捲し立てるようにしゃべる朝海はまた視線をガッと上に向けた。
『ねぇ、Aほんとにお願い！人助けだと思って！』
「ちょ。ちょっと待って！いや、わたし旅館とか働いたことないし、しかも仕事探さなきゃだし！」
『大丈夫、Aは器量がいいし美人だし誰にでも好かれるから！仕事探しはこれが仕事だと思ってよ！お給料もちゃんと出るから！』
「いや急にそんな褒める？！いやお仕事はお仕事だけどさ」
『やりたいことないって言ってたじゃん！だったら見つかるまで！たった一夏だよ？当分フリーな人にはあっという間でしょ？！』
「今度はディスるの？笑」
『とにかく本当いっしょ〜〜〜のお願い！！！
居てくれたら、今使ってる部屋Aの部屋として使っていいし、朝昼晩食事もつくから！
あと倫也んことの団子もわたしが死ぬほど食べさせてあげるからぁ！！』
「ん〜〜〜。」
『徳...積むって言ってたよね？』
上目遣いで半笑いでいう朝海。
わたしが断らないと踏んでる顔。
憎たらしいけど、やっぱり大好きな朝海。
「ほんとにこの夏だけだよ...。」
そう答えると朝海に息が止まるくらい思いっきり抱きつかれた。
『やっぱり最高だ、A！Aのピンチにはお助け朝海カード1枚使用を許可するわ。』
「やったー。」
『え？心どこいった？笑』
そう笑う朝海はホッとした顔をしていた。
実際、今日家に帰っても何から始めたらいいのかも正直わかっていなかった。
このこんがらがってしまった気持ちをゆっくり解いていくにはこの場所の時間の流れに乗るのも悪くないのかも知れない
そう思えた
『じゃあさ、今日の夜Aの歓迎会ね！あっちに外でバーベキューできるとこあるからそこいこ！
もちろん奢るから！』
「ふふ、わかった。」
『そしたらAが働いてくれることになったって報告してくる！後で迎えに行くから部屋にいて！』
「うん、了解。」
パタパタと走っていく朝海の後ろ姿を見送って部屋へ戻った。
洗面所のトラベルキットを見て
ちゃんとしたのに買い揃えよう
鏡に映る自分にひとつ気合を入れた
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
