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「まぁ。そうですね。」
夏休み...エンドレスのやつね(夏のが先終わるかも)
オシャレな仕事...して...ました(過去形)
もう苦笑いしか出ない。
でも恥ずかしくてそんなこと言えない...
『いつまでいるの？』
そんなわたしの気持ちをよそにふわふわと質問をしてくる倫也さん
「今日の夕方帰るんです。」
『お、じゃあ今日はたくさん食べてまた山登りだ。』
「いえ、行きますけどエスカーを知ってしまったのでそちらで行こうかと。』
『食べた分消費しようみたいのはないの？笑』
そう言いながらクスクス笑っている。
「あ、そうですよね！思い出しました。徳を積むと決めたんでした。だから歩きます！」
『とく？』
「はい。邪念をこう、消すというか。」
『じゃねん？』
真剣に話すわたしをよそにずっとニヤニヤしている倫也さんは深く聴こうともせず
『おもしれ。』
とだけ言ってニコッと笑った。
「ごちそうさまでした！美味しかったです！」
そう言ってお札を出すと、そっちそっちと小銭が入っているファスナーを指差された。
言われるがままにあけると、『これこれー♪』と500円玉を指した。
「...これ？』
と、手に取り広げている手のひらにポンと乗せると
『まいど。』
と笑って入り口の隣に置いてあった招き猫にチャリンッと入れた。
「え？！いや、全然足りないです、わたしいっぱい食べちゃったし。」
そう言ったものの、
『あちぃな。篤郎おっちゃんとこのアイス買いに行こうかな。』
なんて独り言を言ってて取り合ってくれない
前に回り込んで
『これじゃわたしなにもお礼ができてないんですけど
...』
と言うと
「じゃあこれから山登りしてそのとくとかを積んで、じゃねんとかを払ってきて」
そう言ってわけのわからない陰陽師みたいなポーズをとってきたから堪えきれず笑った
「ほんとにごちそうさまでした。色々含めていい思い出になりました。」
『うん、じゃね。』
右向け右でお山の頂上に向けて歩き出そうと数歩歩き出すと、
『ねえー、聞き忘れたー。』
振り返るとポケットに手を突っ込んだままこちらを見ている倫也さん。
「なんですー？」
『名前ー、なんてゆうの？』
「あ、Aですー。」
『ふぅ〜ん。わかったー。』
え？それだけ？笑
拍子ぬけしてクスッと笑うと
『また来てね、Aちゃん』
と言ってひらひらと手を振った。
ほわほわする心と満たされた気分を頂いて
2度目の登山に向かった。
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RJS(プロフ) - 読み進めて頂ければ本名として読み手さんのお名前になりますのでもう少し読み進めて頂ければと思います。宜しくお願い致します！ご意見ありがとうございました！ (2022年9月22日 9時) (
レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
RJS(プロフ) - 游さん☆コメントありがとうございます。この物語は一般の方設定で、【四月の夜は。】はこのお話をドラマ設定として書かせて頂いてます。【四月の夜は。】は主人公の名前は歌手設定なのでアーティストネームが【rtzu】です。 (2022年9月22日 9時) (レス) id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
游 - それともう一つこの物語の主人公ちゃんの名前は固定なんですね｡｡｡ 固定なら固定で良いので前もって作品紹介の所に書いていて欲しかったです。。。 (2022年9月21日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
游 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません｡｡｡ お聞きしたいことがあるのですが｡｡｡ この物語に出て来る中村さんは芸能人の設定ではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2022年9月21日 1時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2021年10月10日 1時
