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するとカツン、カツン、と靴底を鳴らして幹部の間からグルッペンが出てくる。
gr「残念だよ千夏。我々を裏切るなんてな」
千「グルちゃっ…何言って…！gr「監視カメラ、これさえ言えば分かるよな」っ…！」
gr「ロボロがしっかり見ててくれてなぁ？お前には沢山の罪が重なっとるんや。」
rb「幹部殺人未遂、幹部及び使用人への暴力行為、窃盗、その他諸々…ほんまひどいな」
呆れたようにロボロが首をすくめる。
グルッペンはヒロインに向けられていない私でさえ冷や汗をかく様な殺気を出した。
gr「観念したらどうや。マフィアにこんなことして生きてられると思うなよ」
ヒロインが下を向き、小刻みに揺れる。
千「……っふふ……あはは！！！
だから何？殺したければ殺したらいいじゃん！」
吹っ切れた顔で笑っていた。なんと言うか、ここまでくると本当に清々しい。
syo「あ”？てめぇ殺すぞ…ht「シャオちゃん落ち着いて」ッチ…」
幹部からの殺気もなんともないように笑い続けるヒロイン。
グルッペンはヒロインに向けて懐から銃を取り出す。
背筋がひやりとした。
あのときのAちゃんの夢とリンクしてしまい、汗がとめどなく出てくる。
kyo「見たくないなら俺にしがみついとき」
『………大丈夫…だから。
グルッペン、ちょっと待って。』
ありがたいが、金豚きょーの体を押し退けて、ヒロインとグルッペンの目を見つめる。
私はプリンセスの様な広大な心なんか無いし、Aちゃんの復讐にきてるからこのままヒロインを許しもしないし、簡単に殺して一件落着ともしない。
でも、少しは好きにさせてもらう。
『………花崎千夏。我々幹部の桜木Aの名において命じる。
これから私の元で下僕として生きろ』
全員ぽかん、と情けなく口をあける。
『お前を殺して楽になんてさせない。
むしろ死んだ方がマシ、と思わせるくらいこき使ってやる。
…今までお前に良く使われてたAに変わって生き地獄を見せてやる。』
ヒロインの顔スレスレに蹴りをかまして嘲笑う。
『シンデレラストーリーにする気もねぇから安心しろ。生きれてよかったな？』
神様、Aちゃん、少しくらい私の横暴許して下さい。
やっとここから始まる様な感覚がしてるんだから。これは誰にも奪わせない。
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マギ - 主さんの作品のcnちゃんとniさんが刺さりました…☺️ (2月14日 2時) (
レス) @page48 id: ff9fe67ad6 (このIDを非表示/違反報告)
maria - スカートを素手で音を立てずに引きちぎることができるってすごい・・・夢主ちゃん何者… (2023年3月13日 22時) (レス) @page42 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - なんかこういう子って裏がありそうで怖い (2023年3月5日 14時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
maria - ニヤリってこわいなー（棒読み） (2023年3月5日 0時) (レス) @page37 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
宇宙猫 - 1から読ませていただきましたがマフィアでヤンデレとかご褒美ですありがとうございますｯｯｯ(心からの叫び） (2023年3月1日 15時) (レス) id: 4b1947e223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 | 作成日時：2023年1月8日 14時
