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cn「……………毒だね」ﾎﾞｿｯ
隣のコンタミが耳打ちしてくる。やっぱりですか。
『私お腹いっぱいなんです…』
千「千夏頑張ったのにAちゃん食べてくれないのぉ…？」
いやうぜぇ。そんな泣きそうな顔すんな。お前のことは嫌いでも泣きそうな顔には弱いんだよ。
rd「…A食べないなら、俺貰っちゃおー！！」
cn.千「「『は！？』」」
らっだぁはひょい、と私の前からゼリーをとり、スプーンを手から奪う。
口にゼリーを入れようとしたらっだぁの手をヒロインは焦って叩き落とした。
千「っだめ！！らっだぁ君食べないで！！」
rd「………………なんで？
Aは食べていいのに俺がダメな理由って？
…まさか、幹部に毒…なんて盛ってないよなぁ？」
笑顔なのに目が笑っていない。
ヒロインが拳をぎゅうっときつく握っている。痛そ。
しばらく食堂に静寂が包まれ、ヒロインが口を開こうとしたとき、廊下から慌ただしい足音が複数聞こえた。
そして食堂の扉が大きな音を立てて開く。
sn「Aちゃん！！！無事！！？」
em「っ…！無事、だぁ……よかった…です…」
ワラワラと幹部皆が入ってきた。しかも全員顔が少し青くなっていて、汗をかいている。
『無事って…なにが？』
これ！！としんぺい神が見せてきたのは何かの薬の空き容器だった。
ラベルを見ると食用ではないのがよくわかる。
sn「医務室の薬品庫からこれのひとつが盗まれてて、食堂のゴミ箱に捨ててあったんやよ！」
幹部の後ろからホッとした表情の料理長と圭華ちゃんが出てきた。
…もしかして二人ともヒロインの違和感に気付いて調べて、報告してくれたんだろうか。
心が暖まる感覚がした。
kn「このゼリーやな、毒の匂いがすんのは。
なぁ千夏どういうことや？あ？」
千「…ちがっ…！これはっ………
Aちゃんから命令されてっ！」
私を指差すヒロイン。私は両手を挙げて首を横に振る。
cn「あれ？“さっき私が作ったから”って言ってたと思うんだけどなぁ？
それにさ、Aには君に命令する暇なんてないと思うよ？」
コンタミのど正論に押し黙るヒロイン。
てか、名前が呼び捨てになってたのは気のせいか？
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マギ - 主さんの作品のcnちゃんとniさんが刺さりました…☺️ (2月14日 2時) (
レス) @page48 id: ff9fe67ad6 (このIDを非表示/違反報告)
maria - スカートを素手で音を立てずに引きちぎることができるってすごい・・・夢主ちゃん何者… (2023年3月13日 22時) (レス) @page42 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - なんかこういう子って裏がありそうで怖い (2023年3月5日 14時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
maria - ニヤリってこわいなー（棒読み） (2023年3月5日 0時) (レス) @page37 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
宇宙猫 - 1から読ませていただきましたがマフィアでヤンデレとかご褒美ですありがとうございますｯｯｯ(心からの叫び） (2023年3月1日 15時) (レス) id: 4b1947e223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 | 作成日時：2023年1月8日 14時
