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またまた注意。自衛よろしくお願いします
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「桜木A………お前、我々のとこの激愛されてるお姫様だろ？」
「なんでこんなとこに居るのか知らねぇが不幸だったな。お前をちょっと使わせてもらうぜ。」
「安心しろ。あいつらがやることしっかりしてくれたら無傷で解放してやるよ。大切な人質だからな」
手を縛られ身動きが取れない状況で目の前で下品に笑う五人の男共。
なるほど、敵対しているマフィアってとこか。くだらね。
こいつらに唾でも吐き捨ててやろうか、と考えていると一人の男が私の頬を掴んだ。
「ふぅん……写真でしか見たことねぇが案外綺麗な顔立ちしてんな。上玉じゃねぇか」
「何々？あいつらにお楽しみの写真でも送りつける？」
きったない言葉にまたもや下品な笑いが起こる。
流石にこんなやつらに初めてを奪われたくない。
『やめ……離せっ……！』
「暴れんなよ、やさしーくしてやるから……」
首元のボタンに手が伸び、リボンのほどける音がする。
いやだ。そう思っても抵抗出来ず、ゾム達が来るのを願い目を瞑ると、
「がぁ…！？」
zm「A！！無事か！！」
まさに、ヒーローの様に彼は現れた。
ゾムがナイフで刺したらしく、目の前に居た男が目を剥いて倒れる。
「なっ！？味方最大の脅威のゾム！？まずい、逃げ……ぁ…」
zm「まず二人…！！
ターゲットがそっちから来てくれて探す手間省けたわ…！！」
頬に返り血を浴びて笑う姿はヒーローなんかではない。＜脅威＞なんて言葉にも収まらない何かだ。
私は恐怖に飲み込まれる感覚に襲われ、ただ、呆然とその風景を見つめた。
「ひぃっ！た、助けてく……ぁ」ｻﾞｼｭｯ
zm「……あと一人…やなぁ？」
他の二人も容易く倒し、残りの一人が腰を抜かして座り込んでいた。
いや、正しくは気絶しているようだ。
zm「……………ま、お前は殺さんくてええわ。意識戻ったらお前のとこのボスに我々の強さを教えることやな」
踵を返し、私の方向へ戻ってくるゾム。
zm「A。怪我無いか？」
返事をしようにも、喉が震え、母音しか発せられない。
zm「………せっかく綺麗やったのに、きったないもののせいで汚れちゃったなぁ。」
私の顔や服にも返り血が飛び散っており、頬を血が伝って落ちた。
ゾムが自身の袖を使って顔の血を拭いとってくれる。
そんな優しささえ、今の私には恐怖でしかない。
紅い華模様の中心で私は力尽きたようにゾムを見上げていた。
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マギ - 主さんの作品のcnちゃんとniさんが刺さりました…☺️ (2月14日 2時) (
レス) @page48 id: ff9fe67ad6 (このIDを非表示/違反報告)
maria - スカートを素手で音を立てずに引きちぎることができるってすごい・・・夢主ちゃん何者… (2023年3月13日 22時) (レス) @page42 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - なんかこういう子って裏がありそうで怖い (2023年3月5日 14時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
maria - ニヤリってこわいなー（棒読み） (2023年3月5日 0時) (レス) @page37 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
宇宙猫 - 1から読ませていただきましたがマフィアでヤンデレとかご褒美ですありがとうございますｯｯｯ(心からの叫び） (2023年3月1日 15時) (レス) id: 4b1947e223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白26 | 作成日時：2023年1月8日 14時
