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Aside
『うぅ・・・疲れた・・・』
あの後、莉犬くんとナイフの練習をして、さとみくんと射撃の練習をして、ななもりくんから話術を習って・・・
それで・・・
「おい、寝るなよ。
風呂行くぞ。」
さとみくんにそう声をかけられ、のそのそとベッドから起き上がる。
普通に驚いたんだけど、さっきまで練習してた校舎の裏側に、寮があるんだって。
それで、私はあの六人と一緒っていう・・・
私女子だよ？！
色々と不便じゃん、と桐生先生に反論したのに・・・
"逃げるかもしれないから駄目だ"って言われちゃった・・・
ほんとついてない。
お風呂とか入りたくないよ。
もう既に眠いしさぁ・・・
「ほら、動けって。」
さとみくんって、初めの自己紹介ふつーに怖かったけど、なんかお兄ちゃんみたい。
何かしら世話をやいてくる。
長女だったから、こーゆーのちょっとなれない。
六人でぞろぞろとお風呂へ移動。
"お風呂"とめちゃくちゃ達筆な字で、木の板に書いてある。
ドアを開けたところで、ななもりくんが思い出したように言った。
「あー、そういえばここ、混浴なんだよね。
この学校に女子はほぼいないから、女子風呂はいらないでしょ、って開設者が言ったらしくて。」
『へっ、こ、こ、・・・混浴？！』
混浴ってあの男子と女子が同じ湯船につかる・・あの？！
無理無理無理無理
絶対に無理。
汗かいて気持ち悪いから入りたかったけど、混浴なんて・・・聞いてないっ！
『わっ、私ここで待ってるから』
半ば食い気味にそういうと、後ろからヘッドロックをかけられた。
『ぐえぇっ』
「逃げるかもしれないのでダメでーす
誰もお前の裸なんて見たくねぇよ。ほら、入れって。」
う、さとみさん
あなた正気ですか？！
無駄にニヤニヤしやがって。
お兄ちゃんとか思った私が馬鹿だった。
皆も何食わぬ顔で私を引き連れていくし。
くっそ、ぜってぇ許さない。
覚えとけよ！！！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「・・でさぁ、そろそろ変えようか迷ってるとこなんだけど・・・
あれ、入んないの？」
えー美澄A、お風呂に入れません！！
ドアの前で五分間立ちっぱなし、そろそろ足が辛いです。
「ずっとそこにいられてもあれだし、来ればいいじゃん。」
ガラガラの声で言われてもねぇ？！
やっぱり私、ころんくんも苦手になっちゃう。
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さまー(プロフ) - 面白いですっ！更新楽しみにしてます。更新停止なんてもったいないです！ (10月18日 20時) (
レス) @page8 id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - ぬしさんの小説めちゃめちゃ好きです🥲💕 (2023年2月10日 22時) (レス) @page8 id: 9924b38b56 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - 点Ｐ（私情で非ログになってます）（本物）さん» いえいえ〜大丈夫ですよ〜 (2022年10月5日 0時) (レス) id: f13dba8896 (このIDを非表示/違反報告)
点Ｐ（私情で非ログになってます）（本物） - 紗奈さん» ご指摘ありがとうございます。直しました・・！ (2022年10月4日 11時) (レス) id: 2dc5605606 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈(プロフ) - stxxxや赤くんにタグを変えたほうがいいですよ〜 (2022年10月3日 21時) (レス) id: f13dba8896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：点Ｐ撲滅隊リーダー兼隊長兼事の発端者 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年8月13日 21時
