そのままの君と僕-おまけ-2 Last ページ49
みっくんに嘘は吐けなくて知らないことを正直に聞いたけど、後から恥ずかしくなった
俺にリードさせてくれようとしてるのに、当の俺はどうしたらみっくんと愛し合えるかとか、そんなことすら知らなかった
みっくんとこんな風に仲良くなれることなんて、ついさっきまで現実にあると思わなかったから
「ごめんね、俺、知らなくて…」
すると、みっくんは優しく微笑んだ
「…太輔、知らなくて当然だよ
確かに俺たちが愛し合うためには色々準備も必要なんだ
だから、焦らずゆっくり、やっていこう
これから1つずつ一緒に経験しよう
いつだっていいんだ
俺には太輔しか、もうずっと前から、見えてないから」
みっくんがずっと思ってくれていたとわかって、そのことがすごく嬉しかった
「どんな時もありのままの自分でいてくれる太輔が好きなんだ
これからもわからない事いっぱいあると思うけど、その時は一緒にどうすればいいか考えていけばいい
太輔と一緒なら俺それができる
…だから、
ずっと一緒にいてくれる?」
「うん 一緒にいたい」
可愛いのにカッコ良いみっくん
こんな頼りない俺に主導権を持たせてくれて、俺に抱きしめられながら言うみっくんの健気さが愛しくて、思わず涙が溢れると、その涙を優しく掬い取ってくれるみっくんは昔のまま
みっくんの前髪をかきあげ、今までで一番情熱的にキスを落としていく
額に、頬に、耳に、口に、首に
そうして理解する
大切な気持ちがあれば、女の子だとか男だとか関係ないんだと
愛しいと思う気持ちを表す方法に違いは全くない
再び唇にキスをして、少しずつ深めていく
するとまたみっくんの表情もさっきまでのように溶けていく
自分の責任で、自分の生き方を選ぶことができる大人になった今、
みっくんと再び出会ったのは運命だと思った
「みっくん…
やっぱり、今、愛し合いたい…」
みっくんの頭を抱えながら言うと、きゅ、と腰に腕を回して来る
俺の胸に押し当てた顔から
くぐもった声
「さっきまで恥ずかしかったけど…酔っ払って良かった…かも…」
その様子があんまり可愛くて、ふわりと笑顔になってしまう
「時々は俺と、お酒飲みに行こう?」
“とろとろな、甘ったれのみっくんが見たいから”
耳元で言えば、これ以上ないくらいに可愛く照れ笑いするみっくんをラグの上にそっと横たわらせて、
その溶け切った表情のみっくんの上に身体を重ねた
-僕の大好きな君-
END
あとがき(5/14追記いたしました)→←そのままの君と僕-おまけ-
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まひろ(プロフ) - ちびさん» パスワードのお部屋は現在2箇所ございまして、そのパスワードが当て嵌まるのは『日常のひみつのふたり2』です。お入りいただけますように🙏 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 大丈夫です、本当すみません、すぐ見に行くのでお知らせだけお願い出来たら、またやってみます、誕生日もあってるんですがね泣 (2023年3月8日 22時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ちびさん» ちびさん、そうなのですね💦パスワードは解けましたか?プロフからメッセージを送る、としていただければ、直接お教えできるのですが…💦方法を検討してみますね💦 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - またリクエスト失礼します、私あの甘々藤北が好きなんで藤北屋台のような、日常の話見てみたいです⚪︎良かったらお願いします (2023年3月8日 22時) (レス) @page50 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - そうなんです、特にオークラくんと薮くんには甘々であれは藤北担としては、妬いちゃいます、だからまひろさん仲良し藤北めっちゃ好きなんです (2023年3月8日 20時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まひろ | 作成日時:2022年4月23日 0時