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「好き」ということ-K-2 ページ35

「ええ!?
昨日のこと覚えてないの?!」

「……うん……」

あまりにもバツが悪くて上目遣いで塚田を見る


講義の前、少し早めに行ったので、キャンパス内のカフェテラスに行くと、ちょうど塚田に会った

当然昨日の話になって、その後のことを聞くと、めちゃめちゃ太輔くんに甘えてたよと言われて顔から火が出そうになった



楽しかったことは覚えている

太輔がそばにいることにテンションが上がっていた

ちょうど対角線上にいた太輔のことをつい目で追ってしまっていた

横尾さんと親しいことは知っていたけれど、ぴったり隣にくっついて頼っている様子の太輔を見て、ちょっとしんどいな、と思ったりもした

そうこうしている内、日頃の疲れも手伝って、気付いた時には出来上がってしまっていた

今朝、ほんの少し蘇った最後の記憶は、戸惑ったような太輔の顔と、優しい声

それも、何を言っているのかまでは思い出せない


「塚ちゃん、おれ、なんかした?!」

あまりに不安で食い気味に訊くと、

「飲んでいる間は楽しそうだったよ

気づいたらふにゃふにゃになっちゃってて、しまいには太輔くんにくっついてた

酔うと時々スキンシップ激しくなるけど、今までで一番すごかったね」


「まじか………」

そう言えば、誰かの首に巻き付いて、気持ち良くてあったかいなあと思った…ような気がする


「家まで連れ帰ってくれた太輔くんは大変だったかもね

俺も手伝おうかって言ったけど、頑なにひとりで大丈夫、ってヒロミツを抱えて行ったから」



太輔が俺をひとりで………



すると、そこに薮も現れて、


「おー、ヒロミツ、大丈夫か?

昨日は甘ったれヒロミツ炸裂してたなー」



ニヤニヤしながら言う



「えー、もう、はず………」



次から次へと突きつけられる事実に、頭に血が昇るのが分かって、両手で顔を覆った


太輔に合わせる顔がない

でも、そんな迷惑をかけてしまったなら、今日学校が終わったら太輔に謝りに行こう

「はー…」

テーブルに突っ伏した俺に、見兼ねたふたりが「俺たちはすごく楽しかったし、太輔くんも怒っちゃいないよ、きっと」

と慰めてくれた

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まひろ(プロフ) - ちびさん» パスワードのお部屋は現在2箇所ございまして、そのパスワードが当て嵌まるのは『日常のひみつのふたり2』です。お入りいただけますように🙏 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - 大丈夫です、本当すみません、すぐ見に行くのでお知らせだけお願い出来たら、またやってみます、誕生日もあってるんですがね泣 (2023年3月8日 22時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ちびさん» ちびさん、そうなのですね💦パスワードは解けましたか?プロフからメッセージを送る、としていただければ、直接お教えできるのですが…💦方法を検討してみますね💦 (2023年3月8日 22時) (レス) id: 545ef390a1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - またリクエスト失礼します、私あの甘々藤北が好きなんで藤北屋台のような、日常の話見てみたいです⚪︎良かったらお願いします (2023年3月8日 22時) (レス) @page50 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - そうなんです、特にオークラくんと薮くんには甘々であれは藤北担としては、妬いちゃいます、だからまひろさん仲良し藤北めっちゃ好きなんです (2023年3月8日 20時) (レス) id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まひろ | 作成日時:2022年4月23日 0時

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